☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

富士山パワーに包まれて・・・富士山と蓼科山を巡る冬旅1

2020-03-02 17:25:28 | 徒然・・・旅
2月最後の週 思えば何と7年ぶりの新幹線で
早朝から3泊4日の「冬の旅」に・・・

昨年秋
「故郷の富士吉田の美しい富士山を見せたい!」「一番美しく見える2月に!」
「それならついでに冬の蓼科山や凍結の女神湖にお連れします!」・・・
家人の絵に思いを寄せて貰っている2組のご夫妻にお声掛け頂いて
思いがけず「冬の旅」の計画が出来上がった

底冷え慣れの京都人とは言え何分マイナス10度以下の世界は体験がなく
極寒用グッズをいろいろと買いそろえ道順を調べ切符の手配等々・・・
それぞれのご夫妻と連絡を取り合ってホテルの手配や
旅のスケジュールも(依然回ったところは外してもらって)いろいろ練ってもらった

思わぬ暖冬・・・
それに前代未聞のコロナ騒動勃発・・・

今までの私なら絶対即取りやめにするところ
「富士山が呼んでいる!」「憧れの冬の蓼科にやっとやっと行ける!」
「蓼科山も呼んでいる!」・・・
こんな時でもこんな時だから「これも何かのご縁」と
この旅をやめる選択技は何故か無かった

「天候には恵まれるはず」なのに雨予報・・・
それでも三島に向かう新幹線の窓からは富士山が美しく見えて嬉しかった
富士山を真直かに見ながら直通バスで富士吉田の富士急ハイランドへ
そこでIさんと0さんご夫妻に合流
ドーンと聳える富士の迫力はすごい
しかし徐々に富士は傘を被って・・・

富士吉田は群馬在住のIさんの奥さんのご実家がありよく帰省されている
海外のインスタで火が付き「レトロな街並みと富士」のインスタ映え名所として
ここ2年ほど世界各地から観光客が押し寄せているらしい
今はさすがにどこも人は少ない

まずは名物の「吉田うどん」を頂く
手打ちで腰が強すぎるぐらい強いのが特徴
出汁は意外と薄味で美味しい
山椒のよくきいた「すりだね」(ご当地薬味)をOさんがいたく気に入った

杉の大木立ち並ぶ北口本宮冨士浅間神社へお参りして
天候麗しければ「忠霊塔」に上りダイヤモンド富士を仰ぐはずのところ断念
富士急ハイランドのリサとガスパールタウンへ
絵を見たりグッズを買ってからフジマヤミュージアムへ 
ここは富士山に特化された作品を集めた美術館
梅原龍三郎 林武 片岡球子 東山魁夷等日本を代表する作家から
現代作家まで結構網羅されていて思いのほか見ごたえもあった
ほぼ貸し切り状態の中
家人の解説付きで皆さんにはとても喜んでもらった
「山梨来たら葡萄でしょ」とここで飲んだ葡萄ジュースはとても美味しかった


夜は Iさんご夫妻が前泊されてリサーチ頂いたレトロな飲み屋街?!の
3軒のお店を梯子・・・
むっちゃ昭和レトロなお店ばかり 2軒目は櫓コタツで・・・
我々にしては珍しいものもありなかなか美味しかった
最後のジャズバーで「抹茶ミルク」のホットが飲めて嬉しかった
                  
「目の前にドーンとデッカイ富士山!」という
素晴らしい富士山ビューのホテルの部屋をとってもらったのにかなり残念
でもIさんご夫妻の細かい心遣いもありがたく
富士山の力強いパワーに包まれて皆さんと楽しく過ごす時間は格別・・・

明けても雨
「もし雨だったら設定」でIさんの奥さんのお姉さんが先日ご当地富士巡りをして
取材頂いた写真をご実家で解説付きでタブレットで見せてもらった
ため息もののダイヤモンド富士
電線が通りレトロな通りの奥にどっしりと気高く在る富士等々・・・
何と親切なご姉妹か
説明も手慣れた感があってとってもお上手

お姉さんの知り合いの珍しい織工場の見学
山岳信仰・富士講の歴史を見る御師の見学・・・
最後にお昼に海がないけどお寿司屋さんが多いという山梨のお寿司を食べて
「次は京都でお会いできたら・・・」とお世話になったIさんご夫妻に
お別れを告げた

Oさんの車で一路信州蓼科へ・・・
                                         
 
  
          (前日、ホテルの部屋からIさんが撮られた富士)



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