☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

雲海に光満ちて・・・信州夏旅<3>

2009-08-25 00:25:28 | 徒然・・・旅

ビーナスラインに乗って
高原の光と風を満喫しながら美ヶ原を越えて
友人の住む安曇野・美麻高原へ。
このところ毎年のように訪ねている。
手作りのログハウスの素敵お宅だ。

感心するのは、建物全体はもちろんのこと
ドアや戸棚の取っ手、水道の蛇口等細部に至るまで
美しくとってもセンスがいい。
それに 行く度にお家が進化している。
近年は台所が増設され設備も調度もすっかり綺麗に整った。
今年もタイルやシャワーが進化した「樽風呂」を頂き
夜更けまで話に花が咲いた。
 
アボガドの苗木を貰ってお昼頃友人宅を出発。
長野から中野に向かう。
今夜は中野市街に宿をとっている。
今年春に宇治から戻った友人の故郷だ。
これまでにも何回か訪れたことがある。
観光センターで友人家族と待ち合わせ。

「時間がないよ!」とさっそく志賀高原へ向かう。
途中「滝」を見てどんどん上っていく。
志賀高原はホテル等が立ち並び人も多く賑わっている。
どんどん登る。目指すは「横手山」!

車を降りると目の前に北アルプスが広がっている。
はっきりと美しく見える。
ここは日本で3本の指に入る夕日の美しい場所という。
真っ青な空に聳え立つ山々その向こうに連なる北アルプスの峰々。
「ため息が出るほど美しい!」
ここで生まれ育った友人も
「北アルプスがこんなに綺麗に見えるのは初めてだ!」と。

しばらくすると雲海が広がり始めた。
白雲がもくもくと湧き上がり広がっていく。
夕日が輝きを増して辺りがミステリアスに変わっていく。
「息を呑むほど美しい!」
2100メートル。
雲海を身じかに見るのは「弥陀ヶ原」以来!
透き通り晴れた空に紫に濃紺の光
白い雲の波が形を変えて次々に押し寄せる。

日の入り6時40分、見ていたかった!
でも7時に友人お薦めのレストランに予約を入れている。
それに温泉も…。
ギリギリまで横手山の風情を味わい夕景の中
その美しい輝きに浸りながら山を降りる。
途中にも絶景スポットが。

自然の素晴らしさに酔いしれる信州の旅。
中野にも優しい風が香っている。

                       

 

 

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