☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

麗しき国!!

2009-04-20 14:23:46 | 徒然・・・旅

暖かさに誘われてドライブに出かけた。
昨年の5月、宇治市(京都)から大津市(滋賀)へ
向かう道の「新緑」があまりにも美しかったので
是非今年も行きたいと思っていたのだ。
 
今日も宇治川の流れは清く優しい風が吹く。
滋賀県に入るあたりで宇治川から
瀬田川に名前が変わるのだろう。
その流れに沿って車を走らせる。
 
季節が少し早いこともあって去年と違ってまだ名残の桜もあり
芽吹きの柔らかい緑が「幾千もの表情」を見せてくれる。
優しく淡くエネルギーがまだその奥に秘めれたまさしく「山笑う」。

「美しい!!」ため息が出るほどだ。満ちてくる幸せ。
「麗しき国・日本」使ったことのない言葉が実感を持って浮かんでくる。
世界の人に、いや都会のビル街で忙しく働く人に
「見せてあげたい!」と強く思った。
 
「とき」(朱がかったうすいピンク)とか
「ひわ」(うすい黄がかった緑)とか等々
美しい響きを持つ「色の和名」が「千」もある
というのがわかる気がした。

その途中、とても眺めのいい川沿いに
素敵な「音楽堂」を見つけた。
土・日・祝だけカフェとしてやっているらしい。
入ってみると全面ガラスばりの正面から
「千の緑」とキラキラ光る川面
鴨やサギ等の水鳥たちが見える。
グランドピアノが置かれその正面に向かって
床が階段状になっているまさしく「音楽ホール」だ。
ここでクラシックを「生」で聞けたら贅沢だろうな。
素敵だろうな。
 
5月にピアノ、6月に室内楽のコンサートが予定されてるみたい。
時間が合えば来て見たいと思う。
聞くと昨年10月にオープンしたとか。
 
行く当てもなく、甲賀、伊賀の忍者の里を通って信楽へ。
今度は幾百の狸が出迎えてくれた。
狸ならぬ猫の箸置きを買って
今度は夕日を受けた山の緑を眺めながら京都へ。
 
電池切れで写真も撮れずちょっと悔しかったが
「山笑う、麗しき国」を「感覚」にしっかりと刻んでおきたい。

                  

コメント
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