☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

すき間の時間

2009-04-07 13:27:35 | 夢話
生活の中には、いろいろな「すき間の時間」がある。
仕事と仕事の合間とか、移動時間とか、一仕事終えた後とか、、、。
ボーっとしたり、所在無げだったり、ちょっと暇でもてあましたり
まるで無駄をしてるような時間。
 
この頃、その時間をしっかり埋めようとしている人が
多いような気がする。まずは携帯。
ちょっとの時間を惜しむようにメールを打つ人がいっぱいだ。
パソコン。
移動時間にビデオを見ることもできる。
手帳がいっぱいのスケジュールで埋まると安心する。
1日に幾つもの予定を入れてる人も多いとか。
 
「忙しい」ことが美徳。「できる人」な感じもする。
仕事のことだけではない。
時間が空くとすぐ遊びの計画をいれることも含めて
「すき間時間」が埋まっていく。

日本は「間」の国とも言われる。
その「間」が、日本文化を育んだとも。
その無駄なような退屈なようなボーっとする時間
その「すき間」時間が本当は個々人にとって大切なのではないかと
「すき間時間」ばかりの私はこの頃思う。
それが知らぬ間にまた違った考えを生み、道筋を修正し
デトックスをしてくれる。
  
「すき間時間」こそ
「本来の自分を垣間見る」
自分の「ハイアーセルフに出会うチャンス」
かもしれないと感じるのだが、、、。
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箏のしらべ

2009-04-07 00:22:07 | アートライフ

「母娘で奏でる箏のしらべ」と題するコンサートに
茨木市のホールへ行った。
さくら日和、電車からの眺めも
歩く道筋もさくら・さくら、、、
「さくらの国」の幸せを感じる。

 箏のコンサートと言えば「着物で座って、、、」と
言うイメージが強いが麻植美弥子さん(お母さん)の
コンサートは一味違う。
知り合って久しくもう何回も演奏を聴いているが
このところ機会がなかったので楽しみだった。
 
3歳から鍛え上げた箏の腕は確かで
「13弦」での古典の演奏ももちろん素晴らしいが
何といっても麻植さんと言えば、「17弦」なのだ!
 
「17弦」とは、当然弦の数も多く、
形も大きく、弦も太く、音も低い。
初めて聞いた時、太棹(三味線)やベースギターを連想した。
やはり連弾の時はベースのような役割を果すらしい。
 
それを独奏楽器として力強く自由自在に
迫力満点、感情豊かに演奏される。
箏演奏に詳しい人によると大きな音を出すのは難しく
麻植さんのように「17弦」の音を自在に操れる人はいないという。
初めて聞いた時、その迫力に感動したのを覚えている。
 
今日は、こちらも3歳から修行を続け
大学を卒業して箏演奏家として本格的にデビューを果した
娘さんの理恵子さんと一緒のコンサート。
御主人のお母さんの願いを叶えるためもあるという。
賞も色々受けこの所の成長は著しいという。
「土声」なかなか良かったです!
 
今日のメインゲストは日本を代表するフルートとピッコロ奏者
N響の菅原潤さん。
フルートやピッコロと17弦という面白い組み合わせ。
もう何回か聞いているが息もピッタリで
尺八のようなフルートと言うのはここしか聴けない。
菅原さんもとても楽しそうだった!
ニューフェースのソプラノ、山本奈津子さんの声も優しく綺麗だった。

内掛けをマーメード風のドレスに仕立てた衣装も素晴らしかった。
お母さん3回娘さん2回の衣装変えも
目を楽しませてくれた!ビジュアルも大切!
 
さくら満開の中で、心地よい贅沢な時間が流れた。
「打ち上げ」にも誘ってもらって
またまた楽しい時間を共有することができた。
その中で、美弥子さんが「空手黒帯」だと聞いた。
あの17弦の迫力の源かもと納得!
 
気持ち和む春の1日、感謝です!
 
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