荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

四つ木に「アクアガーデン栄湯」の在る風景

2022年07月16日 | 散文

この路地から出た所です。

 

隣に「きねがわ児童遊園」が在りました。「木根川橋」といえば「さだまさし」さんです。彼が中学生の頃この界隈に住んだと知って、以降四ツ木へは「佐田雅志」君の街へ行く心持ちです。

 

その向かいにビルが建っています。

 

上層階は共同住宅です。

 

「湯ったりランド  アクアガーデン栄湯」との看板が見えます。

 

病院か何かの玄関のようです。最初はただの「栄湯」だったと思います。改装に際し将来を見通して、上層階を賃貸だか分譲住宅にしました。湯船も改造して、「ジェットエステ」「ボディーマッサージ」「座風呂」「遠赤外線サウナ」「ロッキーサウナ」等々、客層を拡大して近代経営に転換した訳ですね。

 

専用駐車場も用意しました。お陰様で老若男女遠方からもやって来られます。各所で銭湯が無くなっている昨今の課題は、銭湯が遠くなって行き辛くなった事です。このような駐車場があれば、車を持っている人は通えます。

 

ここがボイラー室です。

 

全体像です。

 

周辺を見ます。

 

正面奥のちょっとだけ見える黄土色の建物が「アクアガーデン栄湯」です。

 

ここでも内湯を持った住宅が増えています。

銭湯は残して欲しい日本の文化です。第三者が言うは易しですが、知恵と工夫で頑張れ!

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第一製菓に出逢った。

2022年07月16日 | 散文

立石の路地に迷い込んでいたら、小さくて可愛らしい店に出逢いました。

 

白雪姫の「小人の家」みたいです。

店頭の看板には「焼きたてパン」「洋菓子ございます」とあります。

隣は工場です。その敷地の一角にある店です。

 

全体像はこんな感じです。「第一製菓」って、聞いたことがあります。・・ああ、あれは「越後製菓」か。高橋英樹さんがやっているのは・・・?菓子にも疎いです。

 

こちらが工場の出荷場所のようです。ここにトラックを後付けにして、奥の工場からパン等の製品が搬出されるのですね。

 

工場の横の路地を確認します。まあ、可愛らしい! 配達車でしょうか。

 

奥に長い工場です。

 

ここから箱に載せたパンをせわしなく運んでいました。すみません。胡散臭いけど決して怪しい奴ではありません。

 

振り返る工場の全体像です。

 

路地の奥はこんな住宅密集地です。

さて、この奥に行ってみます。

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呑んべ横丁の日常風景

2022年07月15日 | 散文

京成立石駅脇の踏切です。賑わっています。車両進入禁止の商店街にタクシーが迷い込む程混雑しています。

 

呑んべ横丁へ行きます。ここの夜を知りません。きっとディープなんでしょうね。以前は「昼カラ」の歌声をよく聴いたものです。

 

いつもと変わらない横丁風景です。

 

 

コロナ以降、昼間は(夜も)やっていなかった「宝来亭」に明かりが点っていました。

 

例の、マツコ・デラックスさんや内藤大助さんの写真が有る店です。「ガリガリ君サワー」とか「アンズサワー」とか「コーヒー牛乳サワー」とかが有る店です。

 

一時期はコロナ協力金で生活していて不安だったと思います。昼呑みが復活したのならメデタイです。

 

何年経っても変わらないのはこの看板です。

・・・またコロナ感染者が増えていますね。

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立石仲見世に日常が帰ってきた。

2022年07月15日 | 散文

一旦コロナ感染が落ち着いて、まん延防止営業支援金も無くなりました。初めころは警戒していた客が戻っています。それも急激です。正午過ぎの京成立石駅前に、いつもの行列が復活していました。

 

「立喰栄寿司」です。

 

仲見世商店街を覗きます。この時間帯は買い物客は居ません。

 

でも、「もつ屋宇ち多」は客がはみ出しています。こちらは出口です。

 

隣の八百屋の角を右に曲がって裏へ行きます。

 

順番に説明します。左手が「栄寿司」の最前列です。右手が「宇ち多」の最後尾です。

 

商店街も日常風景です。

 

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ジョイフル三ノ輪商店街のハンコ店

2022年07月14日 | 散文

ジョイフル三ノ輪商店街は安くて何でも揃う下町の有名商店街です。昔は、都電に乗っておかずを買いに来た、とTV番組で言っていました。散策番組でもよく紹介される商店街です。私もよく訪れると言うか、自転車で通過します。しかしながら、こんなに便利な商店街でも店を維持するのは大変な時代です。

 

閑散な時間帯ではありますが、人通りの少ない商店街の左右を見ながら走っていました。あそこもここも店を閉めています。そういえば以前、家に付いて行く番組で、ここのハンコ店が出ていたよね、と思い出しました。

 

いきなり、巡り逢いました!ここです。奥さんが、亡くなった父ちゃんは腕の良い職人で何度も表彰されたと言っていたのを覚えていました。

 

店主が亡くなった後、男女の子供が居ましたが、現在はハンコ店を廃業して、ここに親子3人で住んでいるという話でした。

 

子供達はそれぞれ頑張っているのですが、長男は、なんとeスポーツの世界チャンピオンになった、というオチでした。あれって、賞金が凄いんだよね。

好きな事がずっとできて、それが世の中に認められる人生って幸せだと思います。親子共々好いです。更に、世界チャンピオンになれる人生って、凄いよなあ。

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男はつらいよ・幸福の青い鳥/の現場再訪

2022年07月14日 | 散文

「寅さん」が好きで、何度も再放送を見ています。この映画は第37作目で、1986年12月20日に公開されました。

昭和62年のお正月映画です。

出演は、長渕剛さんと志穂美悦子さんで、後に二人は結婚しました。

 

約40年前の現場を訪ねました。以降映画のシーンとその現場です。見比べて楽しんで下さい。

 

 

共同住宅が建ったり、川側にテラスができていますが、堤防の曲線はそのままです。

 

この再放送をずっと待っていました。舞台は、葛飾区東立石の中川沿いの小さな公園と、平和橋の袂の土手下の看板屋です。

 

以前、偶然にこの公園に行き当たって子供に遊ばれた記事を書きました。今年の1月のことです。

 

 

自転車のチェーンを外されたり、質問攻めにあって、挙句の果てに「個人情報は人に教えたらいけないんだよ」と諭された公園です。

 

 

そうしたら、よくコメントを頂く同郷の読者さんが、「そこは『寅さん映画』の舞台ですよ」と教えてくれました。その日からずっと放送を待っていたのです。

 

 

 

念願叶って放送があって、ビデオに取って確認し、現場を訪問した次第です。

 

 

背景の桜の木は成長したのか植え替えたのか、形状に変化がありますが、もう40年近く前の景色が殆ど変わっていないのが下町らしいです。

 

 

流石に川端(偶然ですが、ここの地名でもあります)に在った看板屋の場所はマンションになっていました。

 

 

 

そして、今はスカイツリーがそびえています。

こんな楽しい散策でした。kimihamuさんありがとうございました。

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かき氷始めました/芋甚

2022年07月13日 | 散文

根津の街に幟暖簾が揺れます。今年は6月末にかき氷が始まりました。風が路地を抜けますが、暑いものは暑いです。

 

改めてこの景色から。

 

このアプローチを経てこその、「芋甚かき氷」です。

 

 

昨年気に入った「黒蜜きなこ」を注文しました。

 

頂上をシャクシャク掬って、ああ!去年と変わりません。「くず餅」の味です。誰かさんは「信玄餅」の味だと言っていました。

 

中をほじって寒天を食べます。嗚呼!氷と寒天の食感が妙(たえ)です。

 

一気に食べました。ここの氷は頭が痛くなりません。

今年も散策の途中でお世話になると思います。

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釜屋跡

2022年07月13日 | 散文

公園が在りました。

 

記念碑のようです。「釜屋跡」です。記念碑の上は、蟹でしょうか?

 

今どきの落とし物です。

 

ここはなんだろう?と説明を読みます。

「太田氏釜屋六右衛門と田中氏釜屋七右衛門は通称釜六釜七と称し寛永十七年今の滋賀県から港区にきてまもなくこの付近に住まい釜六は明治時代まで釜七は大正時代まで代々鋳物業を盛大に続けて知られなべかまの日用品をはじめぼん鐘仏像天水おけなどを鋳造した    昭和三十三年十月一日  江東区第十九号」

 

なるほど、ここに鋳物工房が在ったのですか。・・・それだけの話か?と目をやると、そこには大きな石碑が有ります。

 

・・・読めません。

 

でも隣のこれって、中学校で習った「肥料の三要素」ですね。釜屋の話ではないのですか?

 

と見れば、向こうにもう一つ石碑が有ります。「尊農」と書いています。「尊皇」ではありません。

 

下には大根やカボチャや稲や、農作物のレリーフです。

 

こちらの文字は読めそうです。「先覚渋沢栄一益田考等の諸氏は維新当初に於いて我が国運の躍進は必ずや人口の激増を来し食糧問題は実に邦家将来の緊要案件たるべきを洞察し農業の発達と肥料の合理的施用とに因り之が増収を企画すべき堅き決意を為し欧米に於ける化学肥料の研鑽者たる高峰譲吉氏の協力を得て明治二十年初めて此の地に東京人造肥料会社を設立し過燐酸肥料の製造を開始せり是れ我が国に於ける化学肥料製造の嚆矢なり    本業は官民の協力に因りて暫時進展し後更に空中窒素固定工業の勃興するに及び農業生産の飛躍的増収に絶大なる貢献を為すに至れり今や曠古の非常時局に際会せるも能く一億国民の食料を確保し前線銃後の憂いなきに至りしは蓋し化学肥料の発達普及に負うも多しと謂うべし 

同社は後に大日本人造肥料株式会社と改称し此の地は釜屋堀工場となりしも不幸大正十二年の関東大震災に壊滅し爾来二十星霜の久しき寂として之を顧るものなきを遺憾とし茲に関係同士あい謀り碑をこの阯に建てて由来を刻し永く偉績を顕彰すると共に我国農業の興隆を期し以て皇国の盛運を奉頌す    昭和十八年十一月    化学肥料創業記念碑建設会」

ここは鋳物工房の跡地だけじゃなかったのですね。しかも、ここにも渋沢栄一の名前が出てきます。彼は江東区に縁深い人で、散策すると時々遭遇します。

 

裏を見ます。なるほど、錚々たる会社が並んでいて、ここにも最初に「青淵」の名が刻まれています。渋沢栄一の雅号です。

 

・・・そしてこんな物も在ります。

 

ビオトープです。半夏生真っ盛りの池です。汚い池だけど・・・。

 

ここは鋳物工房の跡地ばかりでなく、近代日本発展の為に重要な場所だったんですね。

 

公園脇を見ます。横十間川の向こうにスカイツリーが望めます。

 

反対側は大島橋です。先日この木製の遊歩道の下にカヤックで潜り込みました。

 

去り際に改めて振り返りました。

殆どの人に知られないで佇んでいます。

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日比谷公園の百合園

2022年07月12日 | 散文

日比谷公園の百合園です。

 

ここからは余計なコメント無しです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

百合は夏の花です。当分楽しめます。

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カヤックで見る夏の遊歩道風景

2022年07月12日 | 散文

高層マンションを目指してカヤックを漕ぎます。

 

 

 

遊歩道の橋桁が気になります。

 

 

真夏の太陽が、遊歩道の板の影を堤防に落とします。

 

丸太にも縞模様を作ります。

 

カヤックだから見られる光景です。

 

高層マンションを目指します。

 

真下から見上げます。夏だなあ~。

 

学校が眩しいです。

 

 

クローバー橋です。

 

鉄の橋も好いです。

ここは東西南北、川の交差点です。風が気持ちいいです。

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カヤックから見る夏の風景

2022年07月11日 | 散文

横十間川を行きます。

 

鉄橋を通過した太陽光が橋桁に影を落とします。

 

上は首都高速小松川線です。昭和の時代に造った首都高は河川の上に造りました。土地の買収や工事に際する通行規制が不要で、安く早く高速道路を造る事ができました。ここがその一例です。竪川の都心方向です。先は川が塞がれています。

 

千葉方向です。

 

入っていきます。初めての景色です。今の竪川は、多くが公園になっています。この先は親水公園です。

 

引き返します。

 

警戒船です。日曜日は工事が休みです。

 

横十間川を行きます。夏の陽射しが眩いです。

 

木造の遊歩道です。橋桁に興味が湧きました。

 

行ってみます。

 

橋桁に入ります。

 

思った以上に面白いです。

この話、続きます。

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「浅草ほうずき市」/2022年

2022年07月11日 | 散文

「浅草ほうずき市」が開催されました。この祭りは毎年7月9・10日で行われていました。この日は「4万6千日」の功徳日です。それがたまたま土・日曜日に重なりました。しかも3年ぶりの開催です。

 

隣の浅草神社は「夏詣」です。界隈は活気に溢れた賑わいです。

 

祭り好きの江戸っ子です。猿回しが出ます。

 

さて、「ほうずき市」を冷やかします。

 

カメラマンが居ます。

 

ここにも。浅草らしい小粋な二人です。

 

「ほうずき市」の由来です。

 

眼の前が明るいです。

 

鉢植えだけではありません。大きな実です。大きな茎です。

 

 

 

当然屋台も出ます。

 

 

宝蔵門周辺も賑わっています。

 

仲見世商店街前です。商店街へ行く気が失せる人出です。

 

こんな賑わいは久しぶりです。

 

まさしく祭りの風景です!

 

 

風鈴も売っています。

 

東京は、もうじきするとまたコロナ自粛が始まる感染状況です。

今のうちに開放感を味わっているように見えます。

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大使館を訪ねて―54(バーレーン・レバノン・ジョージア・アルメニア)

2022年07月10日 | 散文

このバックナンバー(54)で間違いないと思います。2016年にイギリス大使館から始めた大使館巡りは2018年のアンゴラで終了していました。日本には153カ国の大使館が在ります。殆どを訪ねたと思っていたけど先日栃ノ心に逢って、そういえば、数年前に国名がグルジアからジョージアに変わったよね。行ったっけ?と思って調べました。行って無いです。スマホが有れば住所が出ます。当時は地図を持って走ったよね、と思い出しながらやって来ました。このマンションです。

 

こんな看板が有ったのですぐに分かりました。

 

玄関に入ります。緑が深い界隈です。

 

大使館は国の顔です。高級住宅街に在ったり、広大な土地を持っていたりして国力を誇示する国が多いです。それは当該国の経済力を反映しています。

 

今回の4カ国はこのマンションで夫々の部屋に入っています。

 

玄関から外を見ます。けっこう急な坂です。

 

赤坂の「さくら坂」に在ります。

 

マンションの隣が坂の頂上です。

 

閑静な場所です。涼しくもあります。

 

高級住宅街です。

 

 

すぐ傍は、とても大きなアメリカ大使館です。警備が厳重です。

マンションの一室では警備もありません。こんなところにも国力が反映されています。

 

このような些細な好奇心で始まった大使館巡りの記事でした。宜しければ始まりのこちらを。

 

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栃ノ心頑張れ!

2022年07月10日 | 散文

二週間くらい前の話です。

名古屋場所が始まります。いつも暑い時に催行されますが、今年は特に暑いですね。春日野部屋の前です。相撲取りが外に居ました。部屋の中の稽古を終えて外に出ている姿を時々見かけます。その輪には大概栃ノ心が居ます。

 

声を掛けました。「栃ノ心頑張れ!頑張ってもう一度大関になってよ!」笑顔を返してくれ、「1枚写真撮らせてね」の要請にポーズを決めてくれました。

さて今場所の注目1番手は、大関を目指して勢いがある若隆景です。そしてやっぱり、照ノ富士がいつまで相撲を取れるかを見つめます。あと、私が横綱候補に挙げていた朝乃山が、いよいよ三段目から復活の土俵に上がります。全勝を続けて関取復帰は11月の九州場所でしょうか?彼と相撲を取らされる下級力士は迷惑な話ですね。初めから優勝を諦めるしかないし。・・・相手を壊さないように連続優勝してください。

さあ、早口で3回言って下さい。「赤若隆景・青若隆景・黃若隆景」

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都電とピンクの花

2022年07月09日 | 散文

ピンクの紫陽花が咲いていました。わあ珍しい!都電脇の家です。突然、今どきのピンクの花を探してみようと思いました。

 

やって来ました、西ヶ原4丁目の線路脇です。ここは線路と花が近い路地です。よく通ります。白いバラとピンクの葉っぱです?

 

名前は知りません。第一ピンクの葉っぱを見るのが初めてのように思います。

 

ピンクの紫陽花も咲いていました。

 

花の盛りは過ぎているけど、ピンクの薔薇です。

 

都電が行きます。

 

昼顔です。

 

 

これはなんだろう?

 

紫っぽいけど、ピンクの萩も咲いています。

 

 

こんな線路脇の路地です。

 

都電が来ました。

こんな散歩です。

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