コロナ禍の日本列島です。通常11月場所は九州で行われる大相撲です。大阪場所、名古屋場所に続き、博多場所も東京で行われます。歴史的状況です。九州場所が始まると年末を感じます。東京でも日中日当たりが良い場所で黄葉が進んでいます。晩秋の景色です。
国技館では相撲取りが出入りしています。
場所中の普通の景色ではありますが、そこには「入り待ちも出待ちも禁止」の看板が立っています。
そればかりか、このように看板を持って巡回しています。
従って、この風景は華やかだけど、
国技館前の賑わいはありません。
幟に両横綱が居ません。新大関の正代の幟が目を引きますが、やっぱり横綱が居ないのは寂しいですね。私が次期横綱と応援している朝乃山がまた照ノ富士に負けたと思ったら、3日目から休場してしまいました。大学の先輩でもある親方の定年場所に優勝を、と意気込んでいたと思いますが、残念です。あらあらと思っていたら、正代も休んでしまいました。大関以上で出場しているのは貴景勝だけです。興行としてもあらあらです。
一方で期待もあります。照ノ富士は大関に返り咲くと明言しています。彼は膝に故障を持っています。膝が痛くならない前半戦は強いです。事実、現在圧倒的に強い相撲を取っています。上位陣が居ない今場所は優勝できるチャンスです。応援しています。
力士たちがどんなドラマを見せてくれるか楽しみです。と同時に、相撲は「神事」です。神に天下泰平を祈る奉納行事でもあります。コロナウイルス退散を願います。
この穏やかな景色のような、平安の世の到来を願います。
ドラマチックな展開を期待してしまいます。
正代関、朝乃山関はケガが一日も回復しますように願っています。