荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

相撲部屋の正月風景/2023年−1

2023年01月04日 | 散文

毎年私の正月行事です。相撲部屋の正月風景を見ます。部屋を見上げます。

 

「錣山部屋」です。中から稽古の声が聞こえます。8日から初場所です。

 

先場所、この部屋ただ一人の関取阿炎が初優勝しました。引退届けまで提出した謹慎を経ての優勝です。素行が改まってよく稽古しているようです。今場所は前頭3枚目です。今年中に大関になってもおかしくありません。それだけの器です。期待しています。

 

「高田川部屋」です。

 

 

今年は門松が有りません。竜電が女性問題で不祥事を起こした反省の意味を込めた対応でしょうか?心持ち活気が無いように見える正月風景です。

 

この一角には、深川七福神めぐりの一社「深川稲荷神社」が在ります。布袋尊を祀っています。

 

ここには昭和の大横綱、「大鵬幸喜」の名が残っています。

 

大鵬といえば、この部屋です。毎年立派な門松を出します。

 

「大鵬道場」、「大嶽部屋」です。

 

大嶽部屋といえば、王鵬です。凄いしこ名を付けたなあ、と思っていました。名前負けするなよ、とも思っていました。その大鵬の孫王鵬は、今場所は前頭8枚目です。まだ力不足ではありますが、勝ち越しを期待します。

 

ここは「横綱通り」と呼ばれています。「大鵬」と「北の湖」の1代年寄りを記念してのものです。この看板の後ろは、焼肉店「ドラゴ」です。大鵬の婿、王鵬の父、元関脇貴闘力がオーナーです。

 

勝負の世界は浮き沈みがあります。元大関で元相撲協会副理事長でNHK相撲解説で活躍した「琴風」の「尾車部屋」が無くなっていました。ポッカリ空いた空間が寂しいです。

 

建築計画です。8階建てですか。共同住宅が建つのは予想していましたが、施工者が「未定」です。元琴風に何か思惑があったのでしょうか?

 

こちらにも「謹賀新年」が出されています。

 

見上げます。もう随分前の事になりました。

 

現在は「北の湖企画」の事務所兼自宅です。庇の下の、「北の湖部屋」の看板跡が寂しいです。

時代の流れを感じます。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 国技館周辺の正月風景/2023年 | トップ | 相撲部屋の正月風景/2023年−2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

散文」カテゴリの最新記事