荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

佃煮屋の在る風景

2018年05月04日 | 散文
老舗2軒が並らぶ路地です。


手元に、ここ「田中屋」のパンフレットがあります。


天正18年、徳川家康が関東に下降の時、摂津国西成郡佃村の名主森孫右衛門はじめ漁民33人を江戸に移住せしめ、鉄砲洲の東の干潟百閒四方を賜り天保2年に築島し、郷土の名をとり「佃島」と名付けたのであります。


「月もおぼろに白魚の」の名せりふの白魚は佃漁民の専業で徳川家に献上し、平成の現在までも続いております。その白魚及び雑魚類を生醤油で煮しめて保存し、家庭内の副食としておりました。

また、郷土の守護神たる住吉神社の分霊を産土神として佃島に祭りました。この住吉神社の信者の方々で万人講が興り、白木屋さん、西川さん、伴伝さんなどが世話人として参拝しました。その時、初代源右衛門が土べっつい(土で造ったかまど)で雑魚類を煮て、万人講の皆さんに佃煮と称して御披露したのが佃煮の初めであります。

こちらは「天安」です。


手元にパンフレットがありません。
風情を楽しみます。








老舗の空にそびえるマンション群を佃小橋から。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の佃天台地蔵尊

2018年05月04日 | 散文
曇り空の佃島です。




天台地蔵尊へお参りします。














新緑の銀杏を見上げます。


屋根に切り取られた景色を楽しみます。




参道の景色です。


鉢植えの梅の木も新緑です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする