荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

江東二十八湯の衰退

2015年10月08日 | 散文
1年くらい前に江東二十八湯を探しに行った事がありました。
つまり、江東区の銭湯組合加盟店が28あったのです。

カヌー仲間から「廃業している風呂屋があるよ」と教えられました。
早速確認しに行きました。

「松島泉」
カヌー仲間が教えてくれた店です。
もう更地になっていました。



工事業者らしき人が図面を広げて打ち合わせをしていました。

マンションが建つのでしょうか?
この近辺は、更地になると、マンションが建ちます。

在りし日の姿です。
大きな煙突が印象的でした。

手前のマンションが工事中でした。

コインランドリーの奥に銭湯の入り口がありました。



「桜湯」
先日、偶然見つけました。

解体工事の真最中です。

マンション全体を解体するのでなく、1階部分を改造するのだと思います。



在りし日の姿です。
有名な「砂町銀座」にあって、混雑する商店街に面した所にある事自体驚いたものです。

内風呂が無い住宅が減って行くので覚悟はできていましたが、あれからまだ1年未満です。
廃業のペースが速くないでしょうか?
銭湯は下町の文化だと思っています。
残って欲しい文化です。

この様子だと、他の26湯の確認に行った方が良さそうです。
コメント
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