Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

虫眼鏡

2018-11-07 | Weblog
11月7日、水曜日。
20時21分。
曇り。


空は曇り空、虫は1匹、鳴いています。
今日は晴れた時もあったと思うけど
曇り空の時間が圧倒的に多かったようです。(雨、降ったかな?)


虫が儚く鳴いていたのでガンバレ〜とエールを送りたくなります。
痩せ蛙、負けるな一茶、これにあり
ふと、小林一茶さんの句を思い浮かびました。


“ここにあり”だったかな?
“これにあり”だったかな?
また忘れてしまいました。
うーん…脳ミソが心配です。(>_<)



今日は、暖かく感じました。
カーディガンも無しで外をウロウロしていました。
ウロウロしていたら見つけたのは山茶花やツワブキが咲いている景色でした。
山茶花やツワブキが咲き始めると、秋が深まってきたなと思います。


台風で倒れてしまったらしき切り株のそばにツワブキは咲いていました。
切り株と一緒に“生”というものを伝えてくれているようでした。
切り株も、山茶花も、ツワブキの花も
テカテカ輝くようなツワブキの葉もそうです。
植物はみんなすごいなぁ思います。



今日は、立冬とのことで
カレンダーを見たら書いてありました。
携帯内の辞書では“暦のうえで冬に入る日”とありました。
そうか、今日から冬なのですね。
マフラーの季節がまたやって来ました。



今日は、印象的なことがありました。
久しぶりに絵を観に行ったこと
米国の中間選挙
刺さったままで痛かった棘が抜けたこと
お釣りが777円だったこと
などなどです。


ここ数日、主に職場でのことで落ち込むことがあって
ハァ…(ため息)と毎日なっていたけれど
久しぶりに絵を観に行けたり、棘が抜けたり
落ち込んだ心も多少回復して
いくつかの光よ、ありがとう!な気持ちになりました。m(__)m


本物の絵を観ると、やっぱり感動がちがいますね。
色や筆致が間近で観られるのが良いです。
絵の大きさもよく分かるし、雰囲気も額縁も楽しめて
額縁が立派だと、額縁鑑賞まで楽しめます。
額縁だけの展覧会があっても良さそうだなぁと思うくらい
額縁は存在感を放っていました。



棘は、そう、トゲが抜けたのです。(大きめな)
抜けてくれて感無量でした…。
足の裏に刺さってしまってね、歩くと痛かったのです。
指で抜こうとしたら、中途半端な所で折れてしまって取ることができなくて
足の裏に刺さった棘がそのままだったのです。


このままで棘はどうなってしまうのだろう?…と
刺さったままでいるしかないのかと思ったり
外科で処置?手術?…と不安になったりもしていたここ数日。
で、今日もまだ痛かったので見てみたら…


“おや?棘の頭らしきものが見える気がするぞ?”
と、気付いて
眼鏡をかけ、虫眼鏡を用意しよく見てみたら
確かに棘の頭らしきものが出てきていたのです。
ひとすじの希望の光です。


よし、諦めていたけれどやってみよう!…と
今度は折れてしまわないように息を止めるような慎重さで
丁寧にゆっくりと棘の頭を挟んで引っ張ってみたら
抜けてくれました。


落ち込んだ最近のせいもあったからか
抜けたら思わず感謝で涙目になりました。
神様仏様に感謝です。m(_ _)m



お釣りの777円は
ただそれだけなのだけど
なんかうれしいなと思う、777円でした。


日本の片隅の小市民のこんな日でした。
棘を心配してくれた母に感謝。
絵の中の光に感謝。
全てに感謝。
でした。



あたたかくして
お休みなさい。







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