紫色の頁

２月３日、火曜日。
午前５時５０分。
星空。


この時間、時間的には朝なのだろうけど
まだ暗く星が瞬いているから
まるで夜がずっと続いていくのではないかと
ふと思う瞬間があります。


そんなの有り得ないけどね？
夜があれば必ず朝がある。
誰もが知っている約束事ですもんね？



今日は、ついに節分です。
多分、いつものように豆まきして、鰯いただいて、恵方薪を食べるのだろう。
祖母が無言で完食できるか？
『これ、おいしいやぁ』…と
ポロッと言ってしまわないかと、ちょっぴり心配ではあるけど
恵方巻きは好きなので楽しみです。


西南西を向いて
無言でいただかせて、頂きます。
僕は無言は得意なので大丈夫です。(多分)


小学生の頃、いや…中学生の時もそうだったかな。
無言は得意中の得意だった僕は
静かすぎる。そう言われて叱られたこともあったっけな。
珍しい叱られ方だったな。(>_<)


節分。
今日は我が家にとってスペシャルな日です。
ダブルでスペシャルズです。
祖父母夫妻、父母夫妻
２カップルの結婚記念日なのです。o(^-^)o


狙ってなのか偶然なのか？
祖父に良く似ている父は
結婚記念日まで似ています。
でも、同じ祖父似(隔世遺伝)の姉①夫妻の結婚記念日は５月。
忘れもしない、街がとっても賑やかなゴールデンウィークでした。


街が賑やかすぎで、渋滞にはまり
新郎が遅刻ぎりぎりだったという思い出が語り継がれています。
懐かしいです。


ダブルの結婚記念日なので
銀婚式や金婚式の思い出もあります。
金婚式は５０年…。
５０年も一緒にいるなんて、スゴイですね！


祖父母の金婚式だったのだけど
どこかで食事…ではなく
我が家の床の間がある和室で、みんなでお寿司か鰻重を頼んで
食事した記憶があります。


あの金婚式も今は思い出の中。
金婚式よりもっと長くいた祖父母は
やっぱりスゴイです。
父母も、父がまだ生きていたら
金婚式を迎える日もあったかもしれませんね。
そう思うと、更に感慨深い節分です。



時々、このブログに携帯で撮った写真を載せさせて頂いてますが
あんまり人に見せるのはちょっと恥ずかしいので小さいサイズですけど
今日も載せてしまおうと思います。


この間、夢の中で見たパンジーは黄色でしたが
僕の窓の外にある
いつも心癒されているパンジーを載せてみます。黄色ではなく紫色です。(地味です)


根っからの地味人間なのでしょうかね？
色とりどりではない僕の小さなプランターです。
でも、風に揺れる姿や
地味だけど生き生きとそこに佇んでいる姿が
癒されている、窓辺なのです。


パンジーを植えた時に撮ったのだけれど
日没前だったので、こんなに暗い写真になってしまいました。m(_ _)m
地味な花がさらに地味な花に見えてしまって
花にも申し訳ないです。


お花見の頃にはあんなに写真を載せていたのに
詩とブログを一緒に載せるようになってから
恥ずかしくなってしまい
小さいサイズです。
わけが分からない僕の感覚です。(>_<)



あんまりパンジーに心癒されるものだから
最近、パンジーの他にも窓辺に置こうかと検討中です。
どんな花が良いだろう？
考えている時間は、小さなワクワク感があります。


金婚式もスゴイけど
花って、スゴイなぁ！










『紫色の頁』

花を愛でていると
青空を見上げていると
耳を澄ましていると

仄かに香る
癒しの一頁

少しだけでも良いから
麗しの姿を僕に
見せてくれたら
聴かせてくれたら

繰り返す盛衰にも崩れることなく
永遠だけを見つめていられるのだろう

風に揺れる度
その優しさに
癒されて







＊