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from Shizuoka/name is "slide"

青い風

2014-05-12 | Weblog
今日の空は、水色がベースの雲が多い空。
雲は多いけど日は差していて
窓辺の植物は、気持ち良さそうに光合成している。

昔、姉が使っていた小さな白い国語辞典。
『初夏』という文字を調べてみた。
『初夏だなぁ…』と毎日のように思うようになり
徐に辞典を手にしたくなった。

初夏
夏のはじめ。はつなつ。五、六月ごろ。

…なのだって。
じゃあ、間違いなく、たった今は
初夏の中に居るのだな。
もう夏の中なんだなぁ。

初夏の景色。
辺りを見渡してみると
やっぱりあちこちにある。

桜並木は、
儚く可愛かったピンクの花びらの面影はなくなり
深い緑色の葉が元気に繁っている。

我が家の鉢植えの八重桜は、ひとつだけ実をつけた。
食べられ…ないだろうな。
桜ん坊とは言えそうもないくらい、小さい。

紫陽花の葉もかなり繁ってきている。
昨日と今日とでは
ちがうことが分かるくらいの早さで
ぐんぐん青さを増していく。

天道虫が歩き、蜥蜴が日向ぼっこし
椋鳥が芝の上を歩き
燕は、子育てをして
雀も、ほのぼの子育て中。

母の日、父の日って
初夏の中に設定したのって
何か意味があるのかな?でも、母の日、父の日も
今ではすっかり初夏の風物詩だね?


色んなもの、初夏の中だね。
人間も、気持ち良く
光合成していたいね。^^










五月の風に吹かれ
夏の初めの匂いがした

名を知らなかった花は
名を知ってしまったけど

天道虫はいつもと同じ
のんびり加減
猫は、いつもと同じ道を
のっそのっそと歩き
母とのんきに会話をしている


白い辞典で調べてみたら
『青嵐』ともいうのだって
またひとつ
知らなかったことを知った

五月の風に吹かれ
またひとつ知った
小さな夏の初めのこと
コメント
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