無線室

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DJ-X11のファームウェア

2010-03-17 01:08:09 | 受信機・アンテナ
 アルインコのDJ-X11といえば、昨年末に満を持して登場した2波同時受信可能な広帯域受信機です。しかしながら、以前にも書いたとおり、微妙なマイナスポイントが存在していました。ところが、先ごろファームウェアがVer. 1.20にアップデートされ、それらが改善されたようなのです。

 具体的には、まず電源関係が改善されたとのこと。致命的だった電池の持ちが改善され、エネループでもある程度実用に耐えうるようになったようです。エネループ派にとって、喜ばしいといえるでしょう。
 次に、メモリーネームと周波数が同時表示可能になりました。セットモードでメモリーネーム、周波数、両方を選択できるとのこと。その代わり、Sメーターが表示されなくなりますが、[MONI]ボタンを押すと表示されるようです。DJ-X11のSメーターはかなり景気よく振れるため、むしろない方がいいという意見も見受けられます。Sメーターがない分、「耳S」で判断する必要がありそうです。

 この辺に改善が見られると、正直食指が伸びてしまいます。2波同時受信ができて、大きさもDJ-X8より一回り大きくしただけ。さながら、DJ-X8×2+αといった感じでしょうか? 金銭的な余裕があれば、今すぐにでも買いに行きそうな衝動に駆られてしまいます。

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