無線室

無線通信、特に受信に関する考察、実験、感想などを‥‥。

DJ-X11が発売されたけど‥‥

2009-12-14 04:33:22 | 受信機・アンテナ
 アルインコのハンディ広帯域受信機DJ-X11が、ついに発売されました。12月11日に秋葉原の無線ショップに行ったときはカタログだけ置いてありましたが、翌12日には店頭に並び始めたようです。

 バーテックススタンダードVR-160は発売開始時に品薄となり、前評判からか初回出荷分は予約のみではけてしまいました。今は、安定して流通しているようです。
 一方、DJ-X11は店員に聞いたところ、在庫は十分とのこと。また、表示価格よりかはいくらか安くしてくれそうな感触でした。

 さて、ネット上では早速インプレッションが書かれています。この中で、いくつか気になる記述を発見しました。
 このサイトによると、付属の単3電池ケースでエネループは使うことができないらしいのです。エネループをフル充電しても、1時間しか持たないとのこと。これではアルカリ電池をいくつも持っていかないと、長時間の受信に耐えられないことを意味します。
 付属のリチウムイオン電池でもいいのですが、いざとなったら単3電池が大活躍。その中でも、繰り返し充電ができる二次電池、特に電池の持ちに関しては評判が高いエネループを使いたくなります。
 ところが、二次電池か使えないとなると、それだけでマイナスポイントとなってしまいそうです。私も含めて、「受信機にはエネループ」というユーザーも多いと思います。次回以降のロットで、改善されるのでしょうか?

 また、メモリーネームと周波数が同時に表示できない模様です。メモリーネームもしくは周波数固定表示で、[MONI]キーを押したときだけ表示が切り替わるとのこと。せっかくのフルドットマトリクスですから、ぜひともその辺を生かしてほしいですね。
 先発のDJ-X8でも可能なのに、後発のDJ-X11にはできないのが不思議です。私がこれまで使ってきたエーオーアールのAR8000、AR8200mkⅡ、AR8600も同時表示できるので、これに慣れてしまうと不便極まりないと感じてしまいます。

 同時表示は我慢できるとしても、単3型の二次電池が使えないとなるとかなり大きなウィークポイントと言えそうです。この点がなければ即買いしてしまうのですが、私は現時点では様子見させていだきます。

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