無線室

無線通信、特に受信に関する考察、実験、感想などを‥‥。

VR-160

2009-11-04 00:01:00 | 受信機・アンテナ
 今年8月に開催された「ハムフェア2009」でお披露目された、バーテックススタンダードの広帯域受信機VR-160。ついに、発売が開始されたようです。
 ただ、どこのショップでも初回入荷は予約分のみだそうで、まだまだ玉数は相当少ない模様。実際に手にしたくてもできないようです。

 さて、VR-160の最大の特徴は、フルドットマトリクスのディスプレイではないでしょうか? メモリーネームにはカタカナも可能とのことで、英数6文字だけという最近の受信機からすれば大きなアドバンテージと言えそうです。
 また、受信範囲も0.1~1300MHzとなり、同じ筐体のアマチュア無線機VX-3よりも広範囲となっています。下限が0.1MHzということは、誘導無線の受信でどれだけの実力を発揮するか見ものですね。
 さらに、最近の受信機には標準装備ともいえるイヤホンアンテナも搭載。アンテナをはずしてこっそり受信したいときには最適でしょう。

 実際のところ、非常に気になる受信機です。ただ、どの程度の実力なのか見極める必要も。混変調やカブりがひどかったり、ソフトウェアのバグがあったら台なしです。
 今ごろは、『ラジオライフ』編集部でも徹底的にチェックしていると思われます。その結果は今月25日発売の誌面で掲載されるはずですので、注視してみましょう。

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