無線室

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羽田空港D滑走路

2010-10-22 22:39:18 | 航空無線
 昨日、羽田空港のD滑走路と新たな国際線ターミナルがオープンしました。その模様は、あらゆる情報番組で取り上げられたので、テレビで見た人も多いでしょう。
 新たに滑走路が増えたことで、航空管制も変わっています。周波数は以前お伝えしたとおりですが、周波数の使い方も変わりました。

 D滑走路用のTWRは、118.725MHzです。昨日は34L/Rで着陸、05と34Rで離陸が行われていました。34Rの着陸機と05の出発機が交錯するような状況では、05の出発機に34Rの着陸機が通過してから離陸するよう指示を与えています。
 4本の滑走路を使うことで、管制官に負担も増加しているはずです。羽田空港の敷地内にシミュレーターが設置され、管制官が新滑走路の運用を訓練している模様が「ガイアの夜明け」で放送されました。滑走をが増えたことで、スキルを持った管制官の技量を問われる、複雑な運用といえそうです。

 さらにいろいろな運用変更がありそうですが、今後も調査したいと思います。

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