はるかに仰ぎ見る丘の上のワイナリーに心の中で鉄道敷設をする話
人生で2度目
自宅に
ブッダ氏(愛称)
が
来ました
◇
電気屋が来る日
だったので
玄関へ
出て見たとき
どちらだか
分からなかった
◇
偶然
顔が同じなんだ
◇
◇
それはともかく
やっぱり
なんだか
大仰な美術本を
たまに声を
あげるような
知識や
熱心さを
持って
見てくれる人って
◇
娘(美術本)の
ムコに
ふさわしい
◇
貰って
もらうって
のにですね
◇
◇
そっけなく
パラパラ
見て終わりなんて
◇
父の家から
嫁に行って
新しい家で
積んでおかれるだけの
嫁なんて
いるだろうか
◇
◇
また
昭和の早い時期から
70年もウチにいて
まだページ間の
糊?が
ペリペリ
残っている
文学全集なんてなあ
◇
放置しちゃってたなあ
その文学全集
◇
まあ
今日は
よい婿が
家に来て
娘を
一抱え
持って行ってくれた
◇
長生き
するとよいが
◇
家族
全員
◇
ふしぎなもので
意識しているんじゃ
ないですけど
◇
ある種の
人と相対していると
自然に
目の前の
その人に
合った話が
私から
溢れるように
引き出されてくる
◇
◇
・ よく笑う顔
・ 優れた理解力
・ 決して話を
受け取らないことの
ない対応
◇
かなあ?
◇
その人の
持ち味が
私の
快活な部分を引き出している
◇
途切れることの
ない会話
5分で8話
15分で35話
何を言っても
スッと受け止める
キャッチング技術
◇
そうですか
そうでっか
よく笑う
でっかい顔
◇
◇
会話内容
全部忘れましたが
一個
ああそうだ
◇
ある作家の
若い時代
大物になる
直前の時代
◇
文章から
俺はこれで世に出る
這い上がる
との気持ちが
溢れていたそうです
◇
勢い
か
◇
いわゆる
行間に
◇
◇
書かれている内容は
このさいどうでもよく
気力が
伝わって
くるらしいです
◇
◇
なるほど
◇
読んでみたいかも
◇
そっちの
方が
大事かもね
◇
私が読んだのは
大物になってからの
一冊で
面白かったけど
添削したかった
でも
とても好きだった
◇
◇
ああはい
そうでした
きょう
『疎水カフェ』に
2度目に行きました
◇
別名
『地方の豪族カフェ』
◇
◇
ああ
なんだかなあ
いい話が
出来た
◇
全部忘れましたけど
◇
◇
前回のカレー
今日もありました
◇
◇
気分のいい日でした
◇
そう言って
余裕持っていられる
ワタシじゃ
ないんですけど
◇
何だろうなあ
あの
安心
していられる感
◇
◇
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