自宅からワイナリーまで電車を通す/ヴィラデストへの道

はるかに仰ぎ見る丘の上のワイナリーに心の中で鉄道敷設をする話

ねえさんに教わった佐野洋子ですが私はむしろテーマとは別の処に勇気づけられて◇

2013-12-06 23:48:23 | 私には分からないことばかりです




 ≪役に立たない日々≫





『百万回生きたネコ』

の題名しか
知らなかった

佐野洋子
ですが

ねえさんの
お気に入り



その話を
脇で聞いていて

調べてみました



『余命2年と宣告されて
 むしろ、じゃあその後に
 掛かるお金はいらなくなった
 と言って、その足でジャガーを
 買いに行って、そのしっかり自分を
 包んでくれるシートに感激し

 その時から
 自由闊達な人生が拓けた


 その強さ

 ところが2年経っても
 しななくって
 話が違うと医者を怒りに
 行った

 お金使っちゃったわよ
 どうしてくれる!』




その痛快な
心意気



そこに
「人生を生きる女性」?

は共感
するのかも

知れないです



私を

励ましたのは

むしろ
そこの前の

『余命宣告されて
 人生が拓けた』

その前に

その豪快な
佐野洋子氏が

むしろ
ウツ傾向に
苦しんでいて

その宣告によって
全てが変わることが出来た

というところでした



くよくよ
している事は

恥じゃない



あんな強靭な
女史でも

そのきっかけの前は
充分

くよくよ
悩んでいたんだ



いまの
弱い自分は

少しも恥じゃないんだ

と言う事でした



そー

きっかけで
胎が据わればね

勇気が
湧き起こればですね



それまでの
内向きの自分は

恥じゃないんだ



佐野洋子でさえ
そうなんだ

剛毅
闊達な

あの人
でさえねえ



勇気を
与えられるです



いんや

元々それ
自分の中に持っていないと
ダメなんでしょうけど



でも
有り難い

お互い
色々ありますデ

と言いたく
なりますです


◇◇

この方の
生い立ちの
話を聞けば

重い
幼少時代を
送っている

ハハに
拒絶され!

それは
この世で
いちばんキツイでしょう



人生の基礎が
とれない

基盤のスタンスが
とれないです



ハハの体に嫌悪感で
触れない

ハハの匂いも嫌だ



そんな
長い長い何十年

70年?

物凄い
年月



それで
90歳を超えるまで
長生きをして

老人の痴呆症が来たハハ

その時になって

やっと
一緒の布団に入って

和解できた


母子



この日のための
90数歳の長命

だったんだ



最後に
それがあって

救われる
本当に



よかったよなあ



もうその時は
佐野女史も

それなりの
年齢で

体傷んで
いたと思うんですけど



それにしても
よかった



ちゃんと
息子も

いるしね



『 I did 』

と言えるじゃないかなあ



母子関係に於いて



あ、『 I did it 』
ですか?

コメント (2)
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