日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

幸せだなぁ~。

2015-08-26 21:57:46 | 発達応援
 今日まで台風の影響が続く、早朝の仕事。
昨日の夕方には着くはずの荷物が届かず、
早朝組の私たちが積込むことになり、今日が仕事お休みにはずの同僚も出勤。

 今まで、台風なんて「あ~、仕事休みにならんかなぁ~」でしたが、
お客様が待つ仕事は時間通りにきっちり、お客様のところへ!ということで、
台風だろうが、なんだろうが、いつも通りが原則なのですね。
なかなか、勉強になります。

 今日の算数教室後のおやつの時間、おやつを食べながら生徒でもある少年が、
「しあわせ~。」といいながら、おやつをぱくぱく食べていました。

 特別なおやつでもなく(ドーナツ)、普段おやつが食べられない訳でもない子ですが、
その実感のこもったひと言に、保護者の方と大笑い。

 ひとしきり、笑ったあとで保護者の方が、
「『幸せ』って感覚が自分の中にあって、それがわかる人で良かったね。
これから、その幸せの幅が広がるといいね。」と言われました。

 その言葉は、保護者の方の子どもさんへの愛情がこもっていると共に、
子どもの成長を願う気持ちやこれから先の子どもの将来を思う気持ちやらなんやらかんやら感じられて、
ああ、ほんとそうだなぁ、とじーんとしました。

 勉強という枠の中では、抽象的な言葉をつかむのが苦手な感じに見受けられる子どもさんです。
でも、自分がおいしい、と感じるものを食べて、
「ああ、幸せ。」と実感のある声で、表情でつぶやくその顔は、
ほんとうに、幸せそのものの顔をしていました。

 自分の生きること、本能に繋がること、楽しいことは、
誰かにいちいち、レクチャーされなくても自分の感覚で周囲の言葉をつかみ取り、
自分の言葉として表現する力があるものなんだなぁ、と、教えられた一瞬でもありました。

 明日が夏休み最後の算数教室です。
算数の楽しさの一端でもつかんでくれるように、
黒猫ボス先生と共にがんばります。


 
 
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台風と恐怖麻痺反射。

2015-08-25 15:10:18 | 発達応援
 台風で通勤途中で木々が折れたおれ、家の外壁が崩壊し、と
結構な被害が出ていました。

 九州他県のみなさんは、大丈夫でしたか? 

 今日は早朝の仕事が、1時間遅れで7時開始でした。
その頃は、風もおさまっていたので、宅配のトラックはいつもの通り9時前には出発します。

 そのため、いつも誰よりも遅くやってくるセンター長も早くから来ていて、
積込み作業を手伝ってくださいました。

 その他、いつも早くいらっしゃるドライバーさんや
天気のことを心配して早めに着いたドライバーさんも含めて、
いつもは6人でやっている積込み作業を20人近くで手分けしてすることになりました。

 助かる面もある一方、いつもとは違うトラックから積込んだり、
1台とばして積込んだりしなければならず、
そこについていけない積込みメンバーはちょっと大変そうな面もありました。

 この、普段とは全く違うメンバーで、荷物を積み込むという状況は、
人によっては、仕事が手につかなくなるし、固まってしまうものなのですね。

 そういう状況を傍目に見ながら、
これが発達支援コーチで学ぶ、恐怖麻痺反射とかも関係しているのかなぁ~と思いつつ、
荷積み続行していました。

 恐怖麻痺反射というのは、ストレスがかかった状況になると
柔軟に対応できなかったり、変化を嫌ったり、
ストレスがかかる状況だと固まってしまい、考えながら動くことが難しくなったりします。

 私にもそういう側面はあるのですが、
今日くらいのことだと、お祭り騒ぎのような、文化祭の後片付けのような感じで、
なんとなく勢いでこなせます。

 私にもある、恐怖麻痺反射。
どんな状況だと発動するのか、私もドキドキですが、
そういうものがあるんだなぁ~と存在を知って、
もし直面することがあっても「あ、今、私は固まっているな。」とわかるところまで、
自分の心持ちを持っていけるようにしたいな、と思っています。

 

 
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混乱の算数。

2015-08-24 21:03:35 | 発達応援
 台風が近づいているようです。
まだ実感はありませんが、下の階のの住人さんは雨戸を閉めていらっしゃいました。

 早朝の仕事も色々と影響がありそうで、
今現在で、ドライもののトラックが4台分しか到着してないそうです。
佐賀県の鳥栖から来るトラック、なんで遅れてるのでしょうね。
まだ、台風は奄美大島のあたりなのに…。

 今日の算数教室では、「わかんなーい!」と子どもさんに大混乱を起こさせてしまいました。

 今まで、じっくり取組んできたことを
ちょっと角度を変えただけのつもりでしたが、さにあらず。

 色々な要素が多すぎて、「何したらいいの?」と頭の中が大混乱したようでした。

 やったことは、お皿のシールの数を見て、シールを貼りたして5にすること。



 お皿のシールが2なら+3、
お皿のシールが3なら+2シールを貼る感じです。

 先週から「2と3で5!」と色々な具体物でやって、本人も自信満々。

 さて、今日は「2」ないし「3」を自分で見てそれを記憶しておいて、
「5」にするために何枚シールが必要か確認してシールを貼って、
頭の中で「5」がイメージできるようにする。
そんな意図が私にはありました。

 しかし、子どものほうではシールに目がいく。
シールを5枚貼るの?と思う。
器用ではない指先で、シールを一生懸命はがす、シールを貼る…。

 途中、「違うよ、よく見て!云々」と説明が入れば、
頭の中では混乱が起きますね。

 子どもさんと一緒に来てくれる保護者の方がビデオを撮ってくださっていて、
毎回、それを送ってくださるのですが、もう、反省、猛省の嵐でした。

 シールのような平面の前に、同じようなことを立体の具体物でやってみる。
シールは、はぐ、貼るという2つの作業が入るので、もっと1ステップでできることでする。

 そして、子どもにしっかり、
今日の目的と目標を示して、意図をもって関わっていく。

 そんなことを反省、猛省することでした。

 なんだかんだ、『わかんない!』と言いながらも
最後までがんばってくれる子どもに算数への手応えを感じて、
学ぶことを自分でつかみ取ってくれるように工夫と試行錯誤が続きます。

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フォイヤーシュタインってどんなもの?

2015-08-23 10:56:16 | フォイヤーシュタイン
 風が気持ちのいい朝です。

 朝食は、おいしいのですが食べ過ぎると眠いので、
今日はこの前パステルアートをしてくれたひとみさんのお土産の
沖縄のピーナツ黒糖とアイスティーで済ませました。

 こう書くとおしゃれな感じですが、
気がつけば黒糖ピーナツ半分以上食べてしまいました
アイスティーと黒糖ネバーエンディングな組合わせです。

 フォイヤーシュタインという教材は、どんなことをするのですか、ということを
聞かれることがよくあります。

 教材の説明だけすると、
点を結ぶ教材や上下左右を考える教材、分類や比較をする教材に、
場面に応じた感情を考える教材や時系列を考える教材等々、
幼児教育の教材やSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)と似ているな、と感じられると思います。

 フォイヤーシュタインは教材としては、それらの教材と似ているかもしれませんが、
目指しているところが異なるように私には感じられます。

 フォイヤーシュタインでは、
教材でやったことを自分の生活や社会の中のことに置き換えて考えたり、
自分が教材に取組むにあたって、どんな方法をとったかを考えたりすることを大切にします。

 それは、教材をこなすことが目的ではなく、
教材を通して、言葉を学んだり、概念を考えたり、観察力を養ったり、と
多岐にわたる思考、認知力、学習する力を養う教材です。

 私ができることは、フォイヤーシュタインという教材を一緒にすることで、
一緒に学ぶ子どもさんが立ち止まっている部分を見つめることです。

 そして、具体物を使ったり、もう少しステップを小さくしてみたり、ものの観察をしてみたりしながら、
子どもさんの中に言葉や概念を作る土台をつくって行くことです。

 世の中の海を渡るには、自分なりの羅針盤が必要です。
フォイヤーシュタインは、その自分の羅針盤を作るための材料、土台をつくるものだと考えています。

 ほとんどの人々の中で共通となっている概念が曖昧の中なままで漂っているのは、不安なことだと思います。
足回りを固めるために、フォイヤーシュタインを取入れてもらえると嬉しいな、と思います。

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知識のリンク。

2015-08-22 22:42:34 | 日記
 早朝の仕事もなく、朝はゆっくり7時に起きたのに、
11時前に玄関近くで、ストレッチポールでゴロゴロしていたら、
行き倒れて寝てしまいました。

 救いは、13時前に目が覚めたことですが、
どうも、カラダを動かすピークが5時半~10時くらいに設定されてる気がします。
そして、11時前後に眠くなる…。

 これがカラダのリズムというものなんでしょうか。
いいような、悪いような…。

 8月の最後の日曜日は、筋膜リリースのセミナーがあります。

 この筋膜リリースですが、はじめて学んだのが去年のゴールデンウィーク。
ざっと、全身の主な部分のリリースについて学んだのですが、
筋膜リリースをやる側も力がいらずラクチンな上に、
やってもらった側もカラダが緩んで眠くなり、ぼーっとするという優れもの。

 私もやってもらうとカラダが緩むし、眠くなって、
セミナーで練習中、ふと、寝落ちしていることがありました。

 そして、元々、この手技はアロマトリートメントで
肩こりや背中の張りを訴える方にと思っていたのですが、
発達の凸凹の子どもたちにも、良いのではないかな、と思い、
今年に入り、より詳しい手技を学びに行くことにしたのでした。

 私が中学校や小学校で支援が必要と出会った子どもたちは、
なぜか、カラダに力が入った子どもたちが多かったので、そう考えたのですが、
先日の発達支援コーチの講座でも、カラダを緩めるエクササイズが何種類かあったので、
やはり、筋膜リリースも有効なのでは!?とひとり勝手に期待しているところです。

 発達の凸凹のある子どもたちには、呼吸が浅い子どもも見受けられます。
今回の筋膜リリースのセミナーでは「呼吸」について学んできます。

 アロマのみならず、発達支援とも筋膜リリースの手技がリンクしてくれると、
学んだことの活用の幅が広がります。

 呼吸筋の復習をして、セミナーに望みたいと思います!



 
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