goo blog サービス終了のお知らせ 

超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

道化の版画とフェリーニ

2023-02-12 15:25:34 | 無題
今日は昼の12時から、父のゆかりの人たちに私の送別会を
してもらった。さすがに蟹盛りパスタやウニ盛りパスタは
なかったので、アサリのパスタとノンアルビールを頂いた。
私が遠き日に父に道化のポスターを買って来てほしいと頼んだら、
マンガ風の道化の上に道化が何重にも乗っている特大ポスター
を海外から買ってきたが、マンガ・タッチだったので私の
お気に召さず、放っておいたら、階段の上に貼ったり、
企画展で使ったりしていた。私としては、イタリアの
アルレッキーノの版画みたいな大人っぽいのを期待していたので
その時は、がっかりだった。
だが、去年あたりに気づいたのだが、そのマンガ・タッチの
道化のポスターは、フェリーニの映画「道化師」の宣伝ポスター
だったことに、そのDVDを海外から買って、気がついた。
その思い出話をしたら、父ゆかりの人たちだったので、
いちばん、受けた。
皆さまと、メアドや電話交換をして、それぞれ持ち寄ったお土産を
渡して、共通の思い出話をして、別れた。
期待通り、小ぢんまりした暖かい送別会だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洋食屋さんで、送別会

2023-02-12 05:38:34 | 無題
今日は、父のゆかりの人々と私の送別会に行く。
コロナで人が集まらず、2、3人と見られていたが、
結局、私を含めて4人。小ぢんまりした、いい会に
なりそうだ。
かなり前、歓迎会の時には7人ぐらい来た。
時代の流れを感じる。
私は洋食屋さんでは、基本的に白身魚のポアレを
頼むのだが、近所の店は、魚料理がないので、
魚介のパスタでも頂こうと思っている。
皆さん、割と知った仲である。
近況や、思い出話に花を咲かせたい。
12時に、近所の洋食屋さんで待ち合わせている。
日頃、一期一会で、ずっと続く付き合いはごく少ない
と肝に銘じているが、それでも最後に4人で
会食できるのも、ハッピーエンドである。
私の過去の文集でも配って明るく時を過ごしたい。

札幌の地元っ子と会食し笑顔咲かせて語る結末
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日記短歌・春の野花

2023-02-10 05:19:46 | 自作短歌
仕事場の7キロもあるプリンター手持ちをつけてよく持ち帰る
仕事場のまだピカピカのパソコンを自宅仕様にして受け取れる

総務課の事務を聴いたり経理課に紙を出したりまだ忙しい
勤め上げ書類仕事もやり遂げて校正終わり小冊子になる

これからはようやく羽根を伸ばしつつ春の野花を歌いさえずる
ツイートに自分のことば書いてあり間違いあれど多々目をつぶる

仕事場にあったCD持ち帰りピアノ曲聞き四重奏掛け
白黒の渋い写真が使われて思う以上に上等な出来
2シーズン使って書いた文字たちが待ちくたびれて三月に出る

飛び抜けた吹雪のなかを天候が許す限りは用足しに行く
体力と気力があればもう一度天神山でそり滑りする

大曲を四つ仕上げたブラームス残る時間で四を越えるか
大丈夫私の時代じきに来るやがて知られるマーラーの冴え

郵送が届けばすべて安心で箱を開けると光る結晶






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歳時記俳句・春支度

2023-02-09 05:00:14 | 自作俳句
冬の晴れ凍結を避け町へ行く
朝早く窓を開けると冬の月
冬銀河見た日は遠き文化祭
雪を踏む道民はみな冬に添い
雪の嶺見える庭にも来る野鳥
冬の川渡って例の珈琲へ
仕事終えそろそろ吾も春支度
書き溜めた文字一杯の寒見舞い
着ぶくれもせずに暮らせる北も慣れ
ニット帽襟巻もして寒風へ
北暮らし毛糸のように時を編む
ここ数年読書も進む冬籠り
山眠る遠き窓にも冬灯かり
もう一度天神山でそり滑り
髪長き座席小さく咳一つ
寒林を抜けていつもの買い物へ
冬空に北の包みを出しに行く

道民は皆雪を踏む冬に添い北の暮らしをつなぐ沈黙

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

碧い箱に辺境の宇宙

2023-02-07 06:19:14 | 無題
 作文は、完璧なのが仕上がった。
仕事場から、CDを連日持ち帰っている。
その中から、カザルスの無伴奏組曲聞いたり、
ケンプの50年代のピアノソナタ聞いたりしている。
何だかんだ、雑用で仕事場に呼ばれる。
なるべく、ゆっくり休みたい。
引っ越し社はペリカンで有名なところにした。
仕事場に置いてあったCDの一つに、
山崎孝氏演奏のバルトーク「ミクロコスモス」
がある。
碧い背景に、カミキリムシの写真。
クールだが、ちょっとユーモラスなジャケット写真。
日本初の、全曲収録というプレミア録音。
仕事場から、クラシック評論の読み物を
持ち帰る。
ひと仕事終わるごとに、壺屋のショートケーキ
食べていたので、目方がヤバい。
今晩辺り、フェットチーネ・パスタ食す予定。

碧い壁無言で止まるカミキリの箱に収まる辺境の宇宙
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする