超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

歳時記俳句・秋の里

2024-09-08 00:03:11 | 自作俳句
起床して肌に染み入る秋気かな
朝晩はようやく秋の薄ら寒
桜の木黃葉多くなりにけり

独楽鼠秋に汗かくマメな筆
秋のバスかわせみ見ゆる川渡る
山里の宿の庭には楓かな

秋出水その水位まで土砂の跡
秋の里小林多喜二の隠れ宿
七沢の蟹から秋に来し手紙

早朝にきりぎりす啼く秋の雲
遠くから秋便りかな久方に
真っ白な灰になりけり夏を終え
コメント (2)
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