十月の古城の岩に夜の露
公園に落ちし紅葉を持ち帰り
散歩道花は少なく芒揺れ
珍しき荒地野菊が町に咲く
霊山もかくやと思う曼殊沙華
夜長には祈りのようなリスト鳴る
街の奥乗馬倶楽部も牧を閉づ
椋鳥が行く先々で待ち伏せり
黄葉が次第に増える通い道
秋風が髪をなびかせ菊曇り
秋服に何故かよく合う紫苑菊
秋祭り舞台で踊る疾き影
公園に落ちし紅葉を持ち帰り
散歩道花は少なく芒揺れ
珍しき荒地野菊が町に咲く
霊山もかくやと思う曼殊沙華
夜長には祈りのようなリスト鳴る
街の奥乗馬倶楽部も牧を閉づ
椋鳥が行く先々で待ち伏せり
黄葉が次第に増える通い道
秋風が髪をなびかせ菊曇り
秋服に何故かよく合う紫苑菊
秋祭り舞台で踊る疾き影