昨日はタイ料理屋さんで友人と会い、近況を聞く。
私は首里の侍言葉と那覇方言の違い、独学でウチナーグチを話すオランダ人の話をする。
友人は宜野湾のアメラジアンスクールの話、奄美の歴史的変遷の話をする。
学問は仲間内で固まっているうちは発展しないと言っていた。
今日は楽しいウチナーグチ、ブックオフから来る。本を読むはスムチユムン。スムチは書物。
書物とか一大事とか頑丈とか上等という本土では比較的古風なことばが日常語として定着しているのは発見がある。
ウチナーグチの文法は結構難しい。
藤木勇人の沖縄熱中クラブというラジオを聞くのがいっそう楽しくなる。
並行してソシュール言語学講義読んでいるので、ヨーロッパ諸語のヴァリエーションの多様性の問題も
併せて考えている。
もったいない本舗から高辻正基の「記号とはなにか」メール便で来る。記号論の基礎編としてたいへん有益な本である。
昼ご飯はよもぎとチーズのパン、米粉のパン、ブロート食べる。
ウェストミンスターのバリリ四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏全集聞く。古き良きウィーンの響きが心地よい。
北陸製菓のムーミンシナモンビスケット食べる。
キリンフリーとデリカメゾンを買ってくる。
アルコールフリーで寛いだ気分になるのは不思議である。
晩ご飯はキュウリと塩昆布に春雨を混ぜた料理とアボガド。
デリカメゾンは甘熟と比べて全然甘くない。むしろ辛口。
友人は異文化と接する人がいて初めて学問が育つんだと言っていた。賛成。
昨日はナムトック肉のサラダ、パネーン肉のカレー煮、タイ風炒飯で計4300円。
ゴーフルは生まれて初めて食べた、こんな旨い食べ物があるのかと言ってあきれられた。
バリリ四重奏団のラズモフスキー名演奏である。
友と会い遠くの島の文法をひもといて聞く四重奏曲