家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

言葉の受け渡し方

2015年01月28日 | 考え方

言葉は経由する人のアレンジでいろいろと変化して行きます。

例えば「体調が悪いので会社を休みます。」と会社に連絡を入れたとします。

電話を受けた人が上司に

「○○さんから体調が悪いので休みを取らせて頂きますと連絡がありました。心配ですね・・・。」

と伝えるのと

「○○さん、なんか声は元気そうでしたけど、体調悪いから会社休むと連絡入っていましたよ。」

と伝えるのでは、報告を受けた上司の印象が全然違うことがわかります。

いろいろな人を見ていると、好き嫌いで受け渡す言葉のニュアンスを無意識的(意識的だとすると人としてちょっと・・)に変化させる人が多いことに気が付きます。

言葉を経由する人との人間関係によって言葉のニュアンスが変わることは理解できるのですが、どんな場面でも受け取った言葉は少しだけプラス側で渡したいし、渡して欲しいと願っています。

その人を経由することで言葉がマイナス側に曲がる、ということは、付き合いが長くなれば当然わかってしまいます。

その印象は決して良いものではないし、その印象を回復させるには多くの時間が必要になります。

自分を言葉が経由して行くとき「少しだけプラス側」を意識することは自分や自分の所属する組織にも良い印象を与えます。

あまりにも美化してプラス側に曲げすぎることも問題なので、バランスもしっかり意識したいところです。

これは意識だけで出来るのでそんなに難しいことではないですね。


写真は先日の出張帰りに撮った函館の街。

もう少し天気が良ければ良かったのですが、形がわかって良い感じです。