家と人、自分や仕事について

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それぞれの考え方

2014年08月19日 | 考え方

営業マンは営業マンとして、技術者は技術者として、経営者は経営者としての見方があって、それぞれが尊重されることが望ましいと考えています。

営業マンは「売る為に」にウェイトを置いた考え方をするべきで、技術者は「より良いもの」にウェイトを置くべきです。

両方の意見を聞いて最終判断は責任を持って経営者が行います。

少人数又は一人の場合でも、それぞれの見方、それぞれの考え方を経て最終判断を下すというプロセスが最終的な間違いを予防する一つの考え方です。

経営者は間違った判断をしてはいけないので「売る為に」の意見や「より良いもの」の意見が、フレッシュでかつ正確かを判断しなければいけません。

思い入れや個人の感情などは取り除く必要があります。

営業マンが「より良いもの」を創造したり、技術者が「売れる為に」を考えることは悪いことではないですが、役割以外の考えに偏りすぎると社内や組織内の情報バランスが崩れてしまいます。

技術者には余計なことを考えずにより良いものを作ることができる環境を、営業マンにはその商品をより多く売ることができる状況を整えることが重要です。

「営業マンの言うのであれば許されることでも、技術者がそれを言ってはいけない。」という場合も、その逆も当然出てきます。

それぞれの立ち位置を尊重しあえることが大切だとすると、結局それができる個々の人格や人柄が大切、という結論に行きつきます。

さて、今日もゴシゴシ人柄磨いて行きましょう。