家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

本来の姿

2013年02月22日 | 考え方

ずいぶん前になりますが、ある大手企業にお伺いした際に、受付で守衛をされている方が以前お世話になった方だったので少し立ち話をしていました。

お互いの近況を簡単に報告しあった後、守衛をしていると見えてくる人間性についてのお話を聞き、とても考えさせられました。

その方は以前出先の責任者をしていた方だったので、それなりの立場でいた時と、守衛でいる時の対応の違いで、相手の人間性が見えてくるという話でした。

「上司にはペコペコしているあの人は、守衛には挨拶もしない。気難しそうなあの人は、毎朝気持ちの良い挨拶をしてくれる。重役のあの人は守衛の私にも分け隔てなく話しかけてくれる。それに比べあの重役は挨拶をしても完全に無視をする。この会社を背負って立つ立場の人間があれではこの会社も先が見えている・・福地さん、あの人には気を付けた方が良いよ・・・」辛辣ですがそれは本来の姿なのかも知れません。

会社で成果を上げるには、ビジネススキルはもちろん人間関係をうまく保つ力も必要です。

でも、人としてもっとも大切だと思うのは、人柄、人格ではないかと改めて感じました。

輝く人格を持つ人達が集う会社であれば、当然一緒に仕事をしたいと願う人材や企業、ユーザーが集まってくるでしょう。

目指すべき道筋は間違っていないと、自信を持って進んで行きます。

守衛の方に「当時、私の印象はどうでしたか?」とついでに聞いてみると「あんたは良い人だと思うよ。でも、ちょっと謎な部分もあるよね。」・・・まずは自分の人格をもっと激しく磨かないといけません。

写真は秋田での前夜祭で仲間と酔っ払い中、写真を撮った記憶すら曖昧です。

でもここには良い人格、そろってますよ。