家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

報酬について

2010年02月01日 | 考え方
日本の伝統技術を支える宮大工の平均年収は500万円を切るそうです。そして、上場企業に勤めるサラリーマンの平均年収は600万円を超えます。

大企業は多くのスタッフの相乗効果で大きな利益を上げます。上司になればなるほど、動かせる人間や資金が増えるため、大きな仕事が可能になるから、更に高い年収をもらえることになるのです。宮大工は、どんなに素晴らしい仕事をしたとしても、した仕事分の給与しかもらえないのです。

どちらが素晴らしいか、という話ではなくて、一人だけで稼げる金額には限界があるということです。

大工さんも、請負で仕事を得て、上手くやりくりすることでより多くの収入を得ることは可能ですが、これはすでにリスクを抱えた立派な経営者です。

近年の中小企業のサラリーマンは、決まった仕事を決められたようにしているだけでは、当然ですが報酬は増えません。会社を良くするために、プラスαで行った仕事や仕組みが上手く機能して、初めて評価してもらえるのでしょう。

もちろん、決まった仕事を決められたように行う人材も、会社としては大変重要です。自分はどちらに行きたいのかを、まずは明確にする必要があります。「今よりたくさんの報酬をもらいたい!」というのであれば、間違いなく、前向きな姿勢と多くの人たちとの関わりが必要になってきます。

自分の収入に見合った仕事、より多くの収入を納得してもらえる仕事、そんなことを意識しながら仕事をしていく必要を感じます。僕自身、スタッフなどいろいろな人達の協力や、人との関わりで報酬を頂いていることを再認識してみます。

写真はある場所で食べた焼肉です。このことについては又ゆっくり書いてみたいと思います。