家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

工務店の底力

2009年10月15日 | 建築について
私たちの会社は北斗市の工務店であり、契約頂いた工務店様を支援する会社でもあります。

住宅業界はどん底の景気ですが、その中でも「工務店の底力」を感じることがあります。テレビCMでは大手メーカーが目立ちますが、全国の着工棟数の半分以上を地域工務店が施工しているんです。

要因はいろいろとあるのですが、その中の一つに「結局工務店で建てるのが一番得」ということがあります。工務店は会社運営に、必要以上の経費(モデルハウス、テレビCM、営業マン他人件費・・・)を使っていません。その分の費用をお客様の家に使うことができるので、同じ家を同じように建てた場合、大手メーカーより地域工務店の方がほぼ間違いなく安くなります。(まれに努力不足で無駄に高い家を建てる工務店もあるようですが・・)

もちろん大手メーカーはその差額を埋めるために、サービスや安心などを提供しようと努力していますが、損得で言えば、結局工務店が得なのです。

私たちは、この「得」なことにプラスして、家そのものの機能を向上させる技術と、お施主さまにご安心いただける様々なサポートを提供していくことを仕事にしています。遣り甲斐のある仕事に出会えたことに感謝ですね。

写真は、昨日検査をクリアーした施工現場の外観写真です。「早く、丁寧に」を実践してくれている大工さんや協力業者さんにも感謝。僕も頑張ります!