家と人、自分や仕事について

仕事で訪れる各地のこと、家のこと、自分の考え方など、出来る限り発信して行くつもりです。

函館裁判所

2009年06月29日 | 考え方
今日は家庭裁判所の調停員でもある福地社長の呼びかけで、協力業者さんやOB施主の皆さんと一緒に、函館裁判所に訪問して裁判を傍聴してきました。裁判終了後、裁判長への質問や会場の見学(写真)、別室で裁判員制度が良く分かるビデオ鑑賞などがあって、裁判所をすっかり堪能してきました。

裁判は知人の男性に対する暴行事件でしたが、弁護人が被告の生い立ちの不幸さを話し、情状酌量を求める場面で、被告が自らの不幸さに涙する場面なんかもあり、なんとも切ない裁判でした。犯罪を裁く場面は、どんな軽微なものでも楽しいものではない、ということがよく分かりました。ドラマのように、どちらかが明らかに悪者という状況ではないので、なんとも言えない重苦しさを感じます。

裁判員になる確率は5000分の1程度らしいのですが、選ばれたら真剣に取り組むとして、何度もやると体が、というか心がもたない気がします。裁判官や弁護士、検察官もホントご苦労さまです。僕は万が一、いや、五千が一選ばれた時だけがんばります。