東京・ウサギSATELLITES

兎についてきた人だけが迷い込む不思議な衛星

前期と今期とエトセトラ3

2018-05-03 | 漫画・ドラマ・アニメ・ゲーム

そうこうしているうちに、今期アニメがだいぶ進んでおります。


【ピアノの森】

作品名は知っていて気にもなっていたのですが、タイトルの雰囲気から寂しいお話しのイメージを勝手に抱き、遠巻きにしていました。そんな自分に後悔。ピアノの森…色んな想いが込められたタイトルでした。

内容は、とある理由でピアノから離れた伝説のピアニストが野生児のような子供と出会い、その子が天性の才能を持っていた…という感じ(説明下手よ…)。これだけでも面白いのに、物語の中で流れるピアノ曲の紹介もきちんとされていて勉強になりますし、なにより演奏シーンがリアル。これは多分モーションキャプチャー的なものを使用しているのかな?と思うのですが、指一本一本の動きがしっかりしているのでまるで本物の演奏を見ているよう。現代だからこそ可能な表現のような気がします。

そして、今のところ悪い輩が出てこないのもいいです。同じくピアノを弾く友人が彼の才能を垣間見て愕然としつつも、きちんと才能を認めるところとか、コンクールで出会った少女もただのお嬢様ではなくあなたが一番だと言い切るとか。

展開もありがちではなく、審査員に対してコンチクショーと思いますけど、正論ではある。今後どうなるかは分かりませんけど“ピアノ”について真摯に教えてくれる作品です。

ちなみに、私が抱くコンクールに対する考えは[継承]。偉大な作曲家が遺した楽曲をいかに変えることなくそのまま後世に伝えていくか…。なので、実は自由な主人公の演奏よりも友人の方が正しいのでは?と思ったりもしています。でも審査員の一人が「人間が弾く意味は?」と問うてもいるので、色々考えさせられもしているのですが。。。

で、自分自身のピアノの進捗状況は言わずもがな(止まっているぜ)なのですが、美しいピアノの音色を耳にするとやっぱり弾きたくなりますね~。ショパンんではないけれど松本清張氏原作【砂の器】のTVドラマverの楽譜を持っていることを思い出したので、無性に弾きたくなっています。



【鹿楓堂よついろ日和】

基本ほんわかな和カフェアニメ。

カフェが舞台というだけでも癒されるというのに、4人の主要人物が皆イケメン&イケボイスで目にも耳にも幸せを与えてもらえます。

出てくるお茶やお菓子もとても美味しそう(コラボとかあったら食べてみたいな~)。

そんな中で特に良いなと思ったのがチームワーク。互いに相手のことを思いやりピンチの時にフォローしあう様子は素敵でした。コミカルな部分も楽しいですし、和風なので着物を着てるのもいいですね。



【メジャーセカンド】

メジャーという作品(未視聴)で主人公だった人物の子供のお話し。

何気なく見始めたら二世であるがゆえの苦悩等よく描かれていて、そのまま見続けています。

ただの才能についての物語ではなく、自分の力の限界の見極め、潜在力があるとしたらどう開花させるか、あるいは生かしてゆくか。子供ならではのエピソードもありつつ、子供とは思えない深い野球への思いもあって、どう成長していくのか今後が楽しみ。

それにしても、現在では日本人選手がメジャーでプレイすることも珍しくなく成績も残しているので特殊な設定とならないのが何気に嬉しいですね(ちなみに私は巨人の川合選手を応援していました←現在は内川選手が気になるような…愛妻家love。特にどこの球団ファンでもありません)。

…ところで余談ですが、最近芸能人の二世特集とかありますけど視聴者としての私の考えとしては、七光りも親との1つの出会いの才能(のようなもの)な気がします。二世だから売れる売れないではなくて、芸能で生き抜く力や個性があるかないかなのではと。どんな立場でも見ごたえのある人もいればない人もいますからね。

ちなみに、結構前からこの俳優味があるな~と思っていたら、笑福亭鶴瓶さんの息子さんでした。



【銀河英雄伝説 Die Neue These】

かねがね名作だというのは聞いていたけれど、宇宙を舞台にした戦いの印象が強く見たことはありませんでした。

今回、内容以外色々と変えてまた始まるというので意を決して見始めたのですが、、、人が乗船しているはずの宇宙艦艇がそれこそゴミのごとく、ことごとく簡単に消滅していく描写と、素敵人物のサヨナラフラグがたちまくっている気配に視聴断念。ちょっとやっぱり私には無理でした。

なんだろう…感情移入しすぎなんでしょうか?モブであっても一人一人に人生があり、敵であっても結構な年齢の方だとせっかくここまで生き抜いてきたのに──とか考えてしまうのですよね。前から自覚はあったけど、私、おかしな性格してますよね(※自己愛はあります)。




【刀使ノ巫女】

これはですね…、ドラクエコラボ目当てでスクエアエニックスカフェに入ったら、コラボしていたのはこちらだったという作品です。なので全くなんの情報も持ち合わせていません。まっさら。これから見ようと思います。




というわけで、今期アニメについてはこんなところでしょうか。


とここで声優について少し(少し?)。

今年に入って特に思ったのですけど、特徴のある素敵ボイスの男性声優が多い印象を受けました。逆に-私が集中して見た作品では感じませんでしたけど-特徴のある女性声優は減った印象(可否は別)。

というのも、可愛らしい方々がテレビ番組に出演してらして「(新しいアイドルグループかな?)」と思ったら声優だった…なんてことが何回かあったんですね。姿だけではなく声も確かに可愛いのですけど、いわゆるアニメ声ではないかなと。

ふと、いつ頃からかジブリ作品で俳優が声を充てるようになったことを思い出したりもしたのですけど、なんだろう…特徴ある声よりも隣の女の子っぽい声の方が需要があるのかな。。あまり特徴がありすぎると役が限られてしまう気もしますしね。

とはいえ、私は耳が少し馬鹿なので、よほど差がないと皆同じ声に聞こえてしまうだけなのかもしれませんが。

それと、声優のアイドルっぽい活動は男性も女性も華やかだな~と思うくらいなのですけど(CMの合間に自然と目にする←姿知ってると浮かぶので困るけど)。ただ、職業の観点からいうと声のプロであるべきと感じるので、アイドルで売れるか?…的な、商業活動を前提にもしも選ばれているとしたら嫌ですね。なので普通すぎる声の方が無理やりアニメ声を出しているのが一番苦手です(ごくたまにいる)。


結局熱く語りましたが、アニメを生み出す関係者すべての方に敬意を表しての私的見解でした。





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