鉱物関連のアクセサリーや食べ物、飲み物などとのご縁が増えてきましたが、今度は──
海のそこにあるという…
宙に憧れていたという…
小さなお店に行ってきました。
~海と宇宙と鉱物とカフェ『Andart』~
店内に入ると目に入ってきたのは青の世界。
水色の傘のランプの下、手作りのアクセサリーや原石、味わい深い絵に個性的な調度品たちが所狭しと並んでいます(アクセサリーや絵など購入可)。水だしコーヒーの器具もあったような。。
「わっ独特の世界…」と見とれていると、奥にあるカフェスペースに案内されました。
そこにはカウンター形式の席が4つあり、想像以上に小じんまりとした空間が。でも、飾られた幾つもの貝モチーフの絵やテーブルの上のライトが素敵で、いつの間にか馴染んでいました。足下には小さな暖炉風温風機の姿も。
メニューはトーストセットとワッフルセットがあって、それぞれどう調理するか選ぶことができます。予約者限定の宙色のソーダはぜひ頼みたいところ。
出来上がるまで店内を自由に見て回りました。
アートスペースとカフェスペースを繋ぐ短い通路の壁には丸窓が。タイミングが合えば製作風景も見られるようでした(覗く時ちょっとドキドキ)。そして見れば見るほどため息が出るような“本物”で“丁寧な作り”のものたち。
宙色のソーダ、チョコソースのワッフルと季節限定.柚子風味ソースのワッフル
宙色のソーダは見る角度によって色も変わり(澄んだブルーや紫色)非常に美しかったです。
上から覗くと宇宙が見えるようでした。
ソースやクリームが調和したワッフルと、甘すぎないソーダがよく合っていましたね。
…そうしてあらかた食べ終え一息つくと、聴こえてきた素敵な音楽。
アコーディオンの音色に耳を澄ませていると、ふと自分が異世界の旅人のように思えてきて、なんだか少し切ない気持ちになりました。。。
こうした体験含め、音楽や置かれているもの、色々な存在が何かの物語の1つの‘要素’のように思えました。
ちなみに観察好きな私ですけれども、開放されていないキッチンスペース等をジロジロ覗くのはマナーがよくないと思われ、見ないように。とはいえ、狭いはずの場所から可愛らしいデザートや飲み物が運ばれてくるのはなんとも不思議で楽しかったです(狭いところから何かが出てくるのが好きなのです)。
小さなスペースを上手に仕立てた、こだわりのある隠れ家的なお店。ご縁があり、その青き静かな空間で特別な時間を過ごすことができました。
※カフェを確実に利用するには予約必須と思われます(詳細はお店のHPにて)。
※私は秋葉原駅からヨドバシカメラ裏手の道を高架沿いに歩きました(各御徒町駅利用の方が分かりやすいかもです)。