ちょっと辛いことがあったとき訪れる喫茶店があります。
笹塚にある『シャララ舎』
意図してそうしているわけではないのになぜかそういう(都合のよい日前後に出来事発生)タイミングで行くことが多く、今回も嫌な過去を思い起こさせる現象が起きた後足が向かっていました。
嫌な過去というのは昔の職場の忘年会の帰りの様子、、、それをついつい思い出しながら建物が密集する中をトボトボ…するとお店の扉が。
中に入ってお店の方に喫茶を利用したい旨を伝え、案内を聞いてから右手の扉をくぐると……静かな世界がありました。
好きな席に座ってメニューを決めて注文。卓上の本を見ながら待ちます。
それにしても……
自分の人生において忘れたくても忘れられない辛い記憶、時々思い出してしまう記憶というのはどうすればよいのでしょうね？どうすることもできないのなら内包して、またチクリと刺されたら静かに癒えるのを待つしかないのかな─
と考えている間にも響いてくるのはカチコチカチコチという柱時計の音。まるでフラッシュバックさせた類似の出来事が起きる前に時を戻してくれてるかのようで落ち着きつつもなんだかちょっと泣けました。。。
今回はまだ飲んだことのない青のソーダにしましたよ。
爽やかな梅風味
可愛い琥珀糖(味もとても美味しい)
大好きな珈琲ソースの生わらび餅も
ライトの加減がそうさせるのか、視覚に入る情景がどこかノスタルジックで心にしみました。
落ち着いた頃、店内や地下のギャラリーにある作品を眺めに。皆どこか不思議で温かく郷愁を誘われるようでもあり見つめているだけで心が癒されました。
傷の癒しかたは様々あれど、こんな風に穏やかな場所で過ごすのも１つの方法のような気がします。
少し元気が出たので帰りに琥珀糖の小瓶を購入して帰宅の途につきました。
―――
※新宿駅についたら京王線に乗り換えるため(京王新線もあるけれど分かりづらい気がする)まず中央西口に向かい、そのまま案内を目安に進むと京王線連絡口が現れます。私はSuica利用でそのままピッで入場。右手の橋本行や高尾山口行に乗ると笹塚へ(※行き方要確認)新宿駅はある意味迷宮なのでサイトなどで調べていくことをおすすめします。
※喫茶のお会計はメニューが運ばれてきた際になるので、千円札や小銭を用意しておくとスムーズです。
