東京・ウサギSATELLITES

兎についてきた人だけが迷い込む不思議な衛星

真夜中のニューヨーク

2012-12-24 | 世界・旅
クリスマスの時期になるとニューヨークで過ごしたことを思い出します。


世界一の都市が最も輝いている姿を見たあの日。エンパイアから見たそれは息をのむ程の絶景でした。


私の人生の中においても指折りの贅沢な時間でした∞



ただ、、、とても危険なことをしたな~とも思います。。。



自由行動がとれたその日、一緒に行った仲間が時差によりダウンしたため、1人行動となりました(←お土産を買わなければならなかった)


日が陰り始めていたことに気付いていたけれど、なんとかなるだろうと街に出ました。ついでに幾つか近くの名所も回ろうと思いました。。。


グランドセントラル、タイムズスクエア、、、昼間とは違うまばゆい姿に魅入ってしまってホテルに戻る頃には辺りは暗くなっていました。人影もまばら。危険な大都市にまさかの1人状態……


「ああ、どうしよう…こんなに暗くなってしまったわ」と、不安になりつつ早足で進むと、ガラス張りのスポーツジムがふと現れて、明かるさと人の姿に物凄くホッとしました(日本でいうところの自販機的な感じかしら?)


そうしてようやくホテル近くの交差点にたどり着いた時、ふと見上げるとクライスラービルの、あの車の部品でできた独特の先端が見えました。


日本とは違うレッドライトに照らされた街並みとクライスラービル・・・今思い出しても強烈な記憶です。



ニューヨークは静かな喧騒に包まれた街でした──それが私の抱いた印象。そしてクリスマスの飾り付けに関して素晴らしい街。どこを見てもため息が出る見事なできばえ☆


でもそんな雰囲気とは裏腹に、一晩中パトカーのサイレンが鳴り響いていたのも印象的でした。


映画のような攻撃的なサイレン音に「ここは異国だ・・・…」とベッドの中で、真夜中のニューヨークに鳴り響くその音を息を潜めながらきいていました。。。



朝、ホテルの窓からは月が見えました。


日本と同じ月を遠く離れた場所で見ることの不思議。



旅を終え、ニューヨークを出たのはイブ。


日付変更線を越えて日本にたどり着いたのはクリスマス。



この時期になると、あの頃を思い出します*
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