雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 9月12日(日) まだ暑いので熱帯のワニの話題

2010年09月12日 21時21分28秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 9月12日(日) まだ暑いのにで熱帯のワニの話題

 暑いので、喫茶店シーンへ友人と妻のN子さんと3人で行って、ゆっくり食事をしておいしいコーヒーを飲みました。

 絶滅危惧種のオニバスの話になって「オニバスはどこから来たの」という話で、ぼくが「たぶん、オニバスはアジア原産だから、間氷期(かんぴょうき)にアジアから渡ってきたのではないか」という話をしたら、「間氷期」って何、というので、少し「氷期(氷河期)と間氷期」の基本的知識を話しました。

 人類時代の洪積世の約100万年は、大氷河時代だけど、冷たい氷河期と暖かい間氷期が交代しています。
 氷期には海面が数十メートルから100メートルも低下して、シベリア~北海道ルートと、朝鮮半島ルートで北からの動物群が日本列島に渡ってきて、暖かい間氷期には南から亜熱帯・熱帯の生物が北上してきました。
 この浜松のあたりでは、熱帯のインドネシアなどにいるのと同じような種類のワニの化石が引佐町の谷下(やげ)の石灰岩採石場で発掘されたことがありました。

 (ぼくが高校生だった頃の話です。2人とも知らなかったので、マイナーな話題のようですが。浜松市民82万人に知って欲しい話題だなと思います。鈴木康友さん、「広報はままつ」に掲載してもらえませんか?) 

 むかしは「マチカネワニ」とされていましたが、最近、新種の「ヤゲワニ」と記載した論文が出ました。こういうことも知られていません。
 
 この化石が高校に返還されたようですが、一般市民が見学できるのか?高校に問い合わせて見ますね。

 心臓の脈打つリズムのように、地球の氷河期と間氷期もリズムを脈打って何回も繰り返されたんですね。
 そういうイメージを描くと、自然環境のすばらしさに、不思議な気持ちになります。

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