過去現在未来のメモリーノート 56 個人の死の年齢について
ボクが去年切り抜いた諏訪哲史さんの「諏訪哲史のスットン経 どう生きる」(『中日新聞 2018年11月2日』(13)?(12)面)が偶然出てきました。
執筆時に諏訪さんは49才。若いときから同じ年齢までで死んだ文学者の名前を数え上げています。諏訪さんは19才で自殺願望があり、20才で夭折したラディゲを強く意識したそうです。
樋口一葉 24才
石川啄木 26才
小林多喜二 29才
新美南吉 29才
中原中也 30才
梶井基次郎 31才
中島敦 33才
正岡子規 34才
芥川龍之介 35才
宮沢賢治 37才
太宰治 38才
二葉亭四迷 45才
有島武郎 45才
三島由紀夫 45才
中上健次 46才
寺山修司 47才
坂口安吾 48才
夏目漱石 49才
横光利一 49才
この「49才以下物故者リスト」はボクも増補したいと思います。また「50才から99才物故者リスト」「100才以上物故者リスト」はボクが作りたいと思います。
諏訪さんは「前半の0際から50歳は苦難も多いでしょうが闇雲に走ってしまえる」「でも後半の51歳から百歳という長すぎる道を、衰えながらも介護者に助けられ走りきる」と語っています。
ボクも諏訪さんに同感です。