過去現在未来のメモリーノート 26 受験をすべて線型点数システムで測るな
医学部の受験が話題になっている。
しかし、どうも話の前提に違和感がある。医師の資格は「受験の線型点数システム」なのか。みんな受検を「受験の線型点数システム」にせよといっているのか。
ボクとしては自分のかかる医師は「受験の線型点数システムによる優秀エリート」であって欲しくない。
男女差別とは話が別だという人もあるだろう。それも男女の話をたんに成績順にした話ではないのか。
完全成績順でいいというのは違和感がある。だいたい何の成績順か。
マスコミの論議が何をめざしているのか、あまりわからないので深めて、わかるようにっして欲しい。
たとえば「受験における男女差別反対」というのは「男女平等」とは違うのでは、ないのか。
ボクは個別の大学・学部や個別の会社で絶対的決定権をもつのが正しいと思うのですが、どうでしょうか。ほかの組織やマスコミが文句をいうのはおかしいです。
そのうえで落ちた人は文句を言いたければ言うのは自由。ただしそれが通るとは限らない。
どこだって優秀な若い人は欲しいんだよね。ただし、それは「完全成績順」とは一致しない。
それでいきたいという組織は否定しないけど。将来、困るだろうけど。
結論や提言を書くつもりはない。ただ、考えることをみんな放棄しないで欲しいというだけである。