雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 316 安良城盛昭『天皇・天皇制・百姓・沖縄』吉川弘文館、1989年

2019年12月05日 15時57分33秒 | 本と映像の森


新・本と映像の森 316 安良城盛昭『天皇・天皇制・百姓・沖縄』吉川弘文館、1989年

 副題「社会構成体史研究よりみた社会史研究批判」。480ページ、定価2700円。

 著者はボクの尊敬する歴史学者で1927年生まれ、1993年没。いちど、著者の生涯について書きたい。他の本も傑作と思う。

 副題「社会構成体史研究よりみた社会史研究批判」にあるとおり、著者は「社会構成体史研究」の立場にたつマルクス主義歴史家です。

 同じ立場にたつ人にすれば、安良城盛昭さんから学ぶことはかぎりなくあると思います。

 主な内容をあげていくと・・・・・

 「網野善彦氏の近業につおての批判的検討」
 所有論
 中世奴隷論
 近世農奴論
 「公界」論
 「式目四二条」論
 自由論
 天皇制論
 異民族支配論
 琉球王国論
 犬=奴隷論
 身分論
 ウクラード論
 被差別論

 むかしすこし学習しただけで、最近の歴史学はごぶさたしている。機会があれば勉強し直したい。

 


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