古代ブログ 9 浜松の遺跡・古墳・地名・寺社 3 中区上島6丁目の十湖稲荷さま
住宅街の中の神社。なんせ6年前の記事なので、今もそうあるかは不明。右手足がマヒしている現状では、すぐ近くでも、現実を確認するのも、むずかしい。許せ。
今後も、少しづつ過去の再録をしていくつもり。
お稲荷さまのことを理解するためには、たぶん泰(はた)族のことを理解できないといけないので、もっと勉強しないと。
< 再録 > 遠州の遺跡・寺社 65 中区上島6丁目の十湖稲荷さま
2011年11月23日 17時15分49秒 | 遠州古代史
浜松の上島の坂を登ってその途中の段丘の平地、グラウンドの東の住宅街の中にあります。
南北の道を東から入っていくのですが、参道が右に折れて、お稲荷さまは、南向きで、お稲荷様としては普通ですね。
なぜ「十湖」なのか、説明もないのでわかりません。もしかして浜松の俳人「松島十湖」さん?
見ての通り、二宮金次郎さんの読書姿の石像がありました。
なぜかお稲荷さんだけは、○○稲荷とか、□□□稲荷とか、個別の「個人名」ならぬ「個神名」があるようで、他の神さまのように、どこへ行っても同じ「スサノオ命」さんという、同じクローンみたいな感じと違います。すこしづつDNAが違うという主張みたいな。
なぜでしょうか。
☆補足
お稲荷さまは、名前の通り、稲作の神さまで、赤い鳥居と白い狐がシンボルです。
ネット事典の「ウィキペディア」では「日本にある稲荷神社は6万社を超えるとも言われており、屋敷神として企業のビルの屋上や工場の敷地内などに祀られているものまで入れると稲荷神を祀る社は数えきれない」と書かれています。
なかなか複雑な神さまのようで、全国総本山の「伏見稲荷」さまが、朝鮮系渡来人の秦氏の氏神さまのため、秦氏との関係も考えないといけないようですが、それだけではないようです。
研究課題です。