雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 2月20日(土) 昨日は雨水、今日は合格通知

2010年02月20日 22時02分00秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月20日(土) 昨日は雨水、今日は合格通知

 昨日は雨水でした。
 「あまみず」と読まないでください、「うすい」と読んでください。
 1年を24に区切る「24節気」の一つで、早春のまだ寒いけど、生き物には恵みの雨が降り、雪国では雪が溶け出す、そんな季節です。
 立春以後に初めて吹く南からの強風を「春一番」と言うので、「春一番」が吹くのは雨水の前後になります。

 家の近くの馬込川のヒドリガモさんたち、カルガモさんたちも、少しずつ数が減っています。鴨さんたちは、どうやって「さあ、北へ、故郷へ出発だ!飛び立とう!」というのを決めるんでしょうか。
 温度で暖かくなったら決めるんでしょうか。太陽の光の加減でしょうか。
 鴨さんに聞いてみたいものです。

 今日は、妻N子さんに葉書で表面に「社会福祉士実技試験通知」というのが来ました。
 N子さんが遅番で午後8時までの勤務なので、ぼくと娘2人で「これって、筆記がうかったということかね?」「筆記と実技と連動しているのかどうか?」などと、不必要な心配までしました。

 N子さんが8時過ぎにようやく帰ってきたので、開けてもらいましたら、見事、筆記試験合格でした。
 N子さんと(抱き合わないけど)喜びを共有しました。
 
 「これで実技試験落ちたら恥ずかしいよね」
 「実技試験で落ちることはほとんどないと言うけど、研修もちゃんと行かないと」

 N子さんの合格祝いに、つい1日前に手に入れた、プラネタリウム番組のDVD、加賀谷さんのCGによる「銀河鉄道の夜」を次女と3人で、ぼくも初めていっしょに見ました。
 
 実技試験は3月7日(日)名古屋です。N子さんから「智彦くん、また名古屋の宿泊ホテルお願いね」と頼まれたので、私設無休秘書として、きちんと実行します。

 (N子さんの秘書として活動したからといって、何の見返りもありません。あくまでもぼくのボランティア活動です。
 もっとも「見返り」が何かあったら、怖いんですけどね。たぶん、N子さんが「智彦くん、あのことの見返り・・」と言ったら、ぼくは逃げると思います。
 見返りを求めて、N子さんに尽くしているのではありません。)

本と映像の森7 山田芳裕さんマンガ『度胸星1』小学館文庫

2010年02月20日 04時39分26秒 | 本と映像の森
山田芳裕さん著マンガ『度胸星1』小学館文庫、2009年12月復刊初版

 現在「へうげもの」連載中の山田芳裕さんが以前に書いて、突然終わってしまったマンガの復刻です。
 次女が買ったのを借りて読みました。

 時代はアポロ宇宙船の月着陸(1969年)から50余年後、NASAの有人宇宙船が火星へ着陸した瞬間から始まります。

 物語は、火星に着陸した宇宙飛行士が、四角形で構成された謎の物体(生命体?)に襲われ、地球との通信が途絶、火星救援のための宇宙飛行士に志願した日本人たちの訓練と、火星で生き残った宇宙飛行士スチュワートさんの物語が平行に進行していきます。

 主人公の若いトラック運転手(トラッカー)の三河度胸くんは、死んだ父親の願いを叶えようと火星への訓練に志願します。

 なんと言っても、火星でスチュアートさんが名付けた、謎の物体「テセラック」が見ものですね。

 四角形の立体という点では、アーサー・クラークさんのSF小説「2001年宇宙の旅」とその続編に出てくる四角形「モノリス」に似ていなくもないけど、モノリスは宇宙人が作って、宇宙人の指示に従って作動するシステムで、テセラックのような自立性・謎の動きは、やはり生命体なのでしょう。
 解説によれば、4次元時空を超える「超ひも理論」とも関係ありそうです。

 宇宙飛行士への訓練は、今「モーニング」で連載中の「宇宙兄弟」にも似ていますが、「宇宙兄弟」は月への道で、こちらの「火星での生命体」とのたたかいよりは、もっと現代に近いし、落ち着いて楽しめますね。

 でも、こっちもドキドキします。次女よ、早く、続きを買って来てください。