資本論の学習2 商品の「使用価値」とは何か
「第1編第1章第1節 商品の2つの要因ー使用価値と価値」の続きです。
テーマは「商品の使用価値」とは何か、です。
よくある誤解は「使用価値」とは、その語感から言っても、「使用することの価値」なのだから、その商品を使用するときの「効用」あるいは「満足感」とか、主観的なものではないかという誤解です。
マルクスさんは、こう書いています。
「ある物の有用性は、その物を使用価値にする。しかし、この有用性は空中に浮かんでいるのではない。この有用性は、商品体の諸属性によって制約されており、商品体なしには実存しない。それゆえ、鉄、小麦、ダイヤモンドなどのような商品体そのものが、使用価値ままたは財である。」(新日本新書版①p60ー61)
つまり、ある商品の「使用価値」とは、固いその商品体そのもののことです。
だからこそ、ある商品の使用価値は「見える」のです。
「第1編第1章第1節 商品の2つの要因ー使用価値と価値」の続きです。
テーマは「商品の使用価値」とは何か、です。
よくある誤解は「使用価値」とは、その語感から言っても、「使用することの価値」なのだから、その商品を使用するときの「効用」あるいは「満足感」とか、主観的なものではないかという誤解です。
マルクスさんは、こう書いています。
「ある物の有用性は、その物を使用価値にする。しかし、この有用性は空中に浮かんでいるのではない。この有用性は、商品体の諸属性によって制約されており、商品体なしには実存しない。それゆえ、鉄、小麦、ダイヤモンドなどのような商品体そのものが、使用価値ままたは財である。」(新日本新書版①p60ー61)
つまり、ある商品の「使用価値」とは、固いその商品体そのもののことです。
だからこそ、ある商品の使用価値は「見える」のです。