馬糞風リターンズ

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昨夜の雷雨はチョッと怖かった!

2014年09月11日 | 雑学
 10日(水)深夜から11日(木)未明にかけて当ブログの居住地、北摂・豊中市、箕面市、池田市、伊丹市、特に池田、伊丹の限定されたエリアで1時間に100mlを超える雷を伴った猛烈な雨が降りました。我家の愛犬が恐怖の余り狂ったように騒ぎ立て異常な雰囲気でした。
確かに最近の日本の気象は今までの四季があり、八節、二十四節気があり、季節季節の移ろいの中で比較的穏やかな気象条件でした。そしてこの列島に住んだ先人たちは「観天望気」、生活の中での天候を予測し巧みに生き延びてきました。所が、ここ数年の日本の気象は過去に経験したことの無い荒々しいものに変化しているような現象が起こっています。

 「天気東漸法則」と言うことを高校の地学で習いました。「天気は西から東に変わっていく」ことで簡単に言えば「昨日、九州で雨が降れば次の日、大阪で雨が降る」と言うことです。しかし、昨日のような地域限定のゲリラ豪雨は予測できないのだそうです。近代的な天気予報はナポレオンがクリミア戦争で黒海上の自国艦体を嵐で失ったことから、何とか天候を予測できないかと言うことで始まったそうです。

 数年前のことですが、北海道のある地方気象台技官のお話を聞いたことがあります。その技官の話では「地球温暖化というけれど海水温度などのデーターから地球は寒冷化に向かっている」と考えられる分析もあるそうで、話題になっている異常気象の原因を「温室ガス」原因説一辺倒は危なっかしい環境論になるとのお説でした。今後の日本の気候は「温暖化」と言うよりも「熱帯化」と言うほうが適当で、気温が暑くなれば異常に暑くなり、雨が降れば土砂降りの豪雨、と言った非常に荒々しい気象現象になるとのことでした。でも最近の日本の気象は彼の予見通りになってきているように思います。




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