馬糞風リターンズ

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キースト-ン(要石)

2014年02月10日 | 自然
建築土木の世界で使用される言葉だそうです。石組を安定させるために橋のアーチの頂上に小さい楔(くさび)型の石がはめ込まれます。この石は「キーストーン」と呼ばれ、橋全体から見ると小さな部品に過ぎませんが、これが外れると石橋全体が崩壊してしまうことから、大変重要な働きをしています。このため、「キーストン」という言葉はいろんな分野で比喩的に使用されているようです。今よく言われるのは沖縄県を「太平洋のキーストン」と表現しています。これは米国の極東戦略における沖縄の重要性を示す呼称です。1949年に中華人民共和国が成立、翌年朝鮮戦争が勃発するなどアジア情勢の急変に伴い、米軍基地を急拡大の必要に迫られ、沖縄は太平洋の要石(キーストーン)と呼ばれるようになった。

今や世界のタイヤメーカーとなった「ブリヂストン」は、創業者石橋正二郎の発案で石橋の姓を英語風にもじって「ストーンブリッヂ」ではどうかと考えます。しかし語呂がよくないことから「ブリッヂストン」と並び替え社名、商標名と決めました。
 そして、トレードマークとして石で橋を築くときに中心となる要石(キーストン)の断面図形を商標として採用し、その中にブリッヂストンの頭文字であるBとSの二文字を配置したそうです。

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