四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

恋の歌

2006-12-04 17:36:35 | 歌の花束
 政争に巻き込まれ、23歳で処刑された大津皇子と石川郎女(いしかわのいらつめ)との歌のやり取りが万葉集巻二にあります。
上野公園では今日、いくつの愛が成就したでしょうか。

 「あしひきの山のしづくに妹(いも)待つと我立ち濡れぬ山のしづくに」
                                  大津皇子

 「我(あ)を待つと君が濡れけむあしひきの山のしづくにならましものを」
                                  石川郎女
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