報道によると、尼崎で癌の八十五才の夫が、アルツハイマーで八十才の妻を殺害しました。先に逝く絶望から、一人残される妻をあわれんでの犯行だそうです。本当に身にしみる事件ですね。歳をとるという事は、想像以上に厳しい難行苦行なんだと思います。
自分もこの夫と同じような境遇になると殺人を自制できるかどうか自信はありません。ただ合掌するばかりです。
法華経の中で釈尊は「今この三界は皆わが有(う)なり」と断じられております。人間は自分の命は自分のもの、かぶっている肉体も俺のものと思いがちですが錯覚で、釈尊からの借り物、借りている肉体だから病気も寿命も自力のみではコントロール出来ないのだそうです。風邪や頭痛、歯痛でさえ自力では制御不可能です。
私の義兄も癌に冒されて誕生日さえ孫の待つ自宅へ帰れないのです。人生は都合どおりには行きませんね。
自分もこの夫と同じような境遇になると殺人を自制できるかどうか自信はありません。ただ合掌するばかりです。
法華経の中で釈尊は「今この三界は皆わが有(う)なり」と断じられております。人間は自分の命は自分のもの、かぶっている肉体も俺のものと思いがちですが錯覚で、釈尊からの借り物、借りている肉体だから病気も寿命も自力のみではコントロール出来ないのだそうです。風邪や頭痛、歯痛でさえ自力では制御不可能です。
私の義兄も癌に冒されて誕生日さえ孫の待つ自宅へ帰れないのです。人生は都合どおりには行きませんね。
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