四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

♪浜千鳥

2009-03-04 07:41:06 | 歌の花束
 泣き出しそうな寒い曇天でしたが、古民家が遺されている「横溝屋敷」へ雛飾りを見に行きました。靴を脱いで昔の冬の寒さを足に体感しつつ、飾られている古雛を鑑賞しました。
 小学生たちが尺八とお琴の演奏に聞き入っています。私の大好きな鹿島鳴秋の「浜千鳥」です。まさに、にっぽんの名歌、シンミリします。たしか、新潟の浜辺で作詞されたと記憶します。「波の国から生まれ出る」とはロマンチックな素敵な表現ですね。

 ♪青い月夜の浜辺には 親を探して鳴く鳥が
       波の国から生まれ出る 濡れた翼の銀の色
  
  夜鳴く鳥の悲しさは 親をたずねて海こえて
       月夜の国へ消えてゆく 銀のつばさの浜千鳥
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