四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

眼前の人の良き縁になりましょう

2018-12-24 07:10:46 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

 『仏教の教えのかなめは縁起(えんぎ)です。縁起とは他との関係が縁になって、すべてのものごとが生起することです。

一切のものは縁によってたもたれ、縁によって変化し、そして縁が切れると消滅していくのです。

 善因善果(ぜんいんぜんか)、悪因悪果(あくいんあっか)というように、人の行為には必ずその報いがあるのですが、いまの若い人たちに因縁というと、いかにも古めかしいものに感じるかもしれません。

それで私は、因縁を「出会い」と言い換えて説明させてもらうのです。仏教は出会いを大切にする教えといってもいいと思うのです。

私たちは毎日、じつにさまざまな出会いをしています。いろいろな人と出会い、いろいろな出来事と出会い、いろいろなニュースや情報と出会う。それにどう対処するかで、自分の人生が変わっていくのです。

出会いを、憎しみ、争いの出会いにしていく人もいます。

逆に、どんな嫌なことも善(よ)い縁に変えてしまう人もいます。すべての出会いが、こちらの対し方で善縁にも悪縁にも変わるのです。どうすれば出会いを善い縁に変えていけるか。それを教えるのが仏教だといってもいいのです。』

庭野日敬著『開祖随感』より

PS すべては「自分次第」ということです。


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