四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

鹿児島への旅 4.

2008-09-16 21:25:05 | 生かされて今日
 新幹線のターミナル駅となり永らく親しんだ「西駅」の名は消され、鹿児島中央駅となりました。彩りの商業ビルに観覧車まで出来て先ずどこが駅入口なのか分かりにくい上に、全国どこにもある駅の姿で独自な鹿児島の風土の色合いが出ていません。没個性でガッカリです。独自の歴史、強い訛り、独自の誇りが「マネーと云う世界基準」に呑み込まれた感じです。小泉改革の象徴のように感じました。
 写真の右は幕末にロンドンに密航した薩摩藩士達の像です。松木弘庵(寺島宗則)はわが神奈川県初代の知事となりました。13才で密航した永沢 鼎(かなえ)は信仰を得て米国に渡りブドウ王となりました。生涯帰国せず、島津家の縁者が渡米した折には平伏して迎えたそうです。興味がある人物です。
大阪商工会議所初代会頭になったのは五代友厚です。帰国後の薩英戦争の際、寺島と英軍艦に乗り込んで行きました。薩摩では勇気ある者をボッケモンと云います。

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