残暑お見舞い申し上げます。ふるさとの期待を集めた若人が炎天に激突を繰返し、汗と涙と喜怒哀楽とを甲子園球場に落としています。しばらくは夏と秋との綱引きが始まります。秋は白い風から来るようです。
『あききぬとめにはさやかに見えねども風のをとにぞおどろかれぬる』 藤原敏行
『あかあかと日は難面(つれなく)も秋の風』 芭蕉
『白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり』 若山牧水
『あききぬとめにはさやかに見えねども風のをとにぞおどろかれぬる』 藤原敏行
『あかあかと日は難面(つれなく)も秋の風』 芭蕉
『白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり』 若山牧水
横浜からコメントをいただきありがとうございました。最近、仕事の関係でちょくちょく南薩摩を車で駆け回っています。この炎天の季節がいちばん鹿児島に似合う季節かもしれません。
数日前、南日本新聞にも緑のいがをつけた栗の実の写真が載っていました。お盆がすぎると実りの秋も、あっというまに来るのでしょう。