植物の名前に「横浜」を冠するのは2つ、そのうちの一つがこの横浜緋桜です。機械や科学、物の文明開化の方が高名で、文化文芸思想はその後塵を拝しているような感がしないでもないヨコハマです。近所にあるこの緋桜はなんだか突然に開花、あっけなく満開となってしまいました。しかしこれまでの一年間にじんわりと開花の準備を重ねてきたのです。せいぜい1週間の花ざかりのために、一年間の風雨に耐えて地味な積み重ねがあるのです。そこに気付いてあげて、見えざる日々の努力を称賛したいものです。我々も将来花が咲く時があることを信じ、あきらめずに精進したいものです。
♪ここかしこ桜づたいに君を訪ふ 駿
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます