四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

良寛さんの命日

2021-01-06 12:35:23 | 生かされて今日

 てまりの好きな良寛さんは書、漢詩、和歌に通じた清貧の禅僧でした。新潟出雲崎のお生まれで晩年帰郷し国上山の庵に貧しくもゆうゆうたる暮らしを送られました。今日は73歳往生の忌日です。

29歳の貞心尼と69歳良寛さんとは晩年の恋を燃やされました。

2021年の春はきっと近いですよ。

 「手まり」 

 冬ごもり 春さりくれば 飯乞(いいこ)うと 草のいほりを立ち出でて 里にい行けばたまほこの道の

ちまたに 子供らが 今を春べと手まりつく

ひふみよいむな 汝がつけば 吾はうたひ 

あがつけば なはうたひ つきてうたひて 

霞立つ 長き春日を 暮らしつるかも

 

 霞立つ長き春日を子供らと 手まりつきつつ今日もくらしつ


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